I様邸が完成し、あとは庭木の植え込みを残すだけとなった。 また、S様邸も仕上工事終盤であり、器具取付もほぼ完成である。 ここ最近は各お客様をカーテンのショールームにご案内、同行してのアドバイスが続いた。 本日のお客様へのアドバイスとして、カーテンのウエイトが高いと考えていた。 ショールームには専門のアドバイザーがいます。 しかし、設計者ではない。また、現場の仕上感をしっかり掴んでいる人でもない。カーテンに詳しい人なのである。 いつも話しているが、住宅は総合バランスが求められる。 デザイン、カラー、そして質感もである。 カラーは品格に大きな影響を与える。 金額の高い安いの領域を越える大事な部分でもある。 自分はインテリアコーディネーターでもある。 圧倒的に女性が多い業務であるが、設計者としてこだわってアドバイスサポートに力を入れる。 一番、その家の完成形をカラーで描いている位置にいる者ですから･･･。 一つ一つが、思いを込めた真剣勝負な時間です。 平澤　政利

昨日の午後は、朱鷺メッセ国際会議室マリーンホールにて行われた、中部・北信越選考会に出席した。 今年の盛和塾世界大会での発表者選考会とあって、大きなスケールの雰囲気がある。 8つの県の代表者の発表会が新潟で行なわれることも、光栄なことである。 各県の塾生にお会いすることも久しぶりであり、素晴らしい時間であった。 各県の代表者の発表が午後1時の開会から始まり、8時30分の懇親会終了の時間まで熱気溢れる会場であった。 生々しい経営の実践には、大いに学ばされます。 私も盛和塾生として、長い入塾により多くの友人もできました。 しかしながら、進歩の内容は大いに反省をさせられます。 涼温な家づくりを通して、もっともっと社会に貢献し、お客様に、そしてチーム平澤の多くの皆様方に役立つ人間になりたいと、心に落とし込む時間となりました。 平澤　政利

本日早朝に、新潟駅近くにてＭ様邸の地鎮祭が執り行われた。 工事の流れに関してご理解を頂き、Ｍ様のご出勤前にお祓いして頂いた。 家は、ご両親がお住まいの広い敷地内に建てさせてもらう。 完全独立の「涼温な家」であり、程好い距離感がＭ様にとってもベストな家となろう。 ご両親としても、お孫さんの所へ行ったり来たりできる「スープの冷めない距離」でのこのような建て方は、今後の住まいのあり方として増えていくのではないかと思っております。 一つだけ気になることがある。 それは、従来型のご実家の冬の寒さを、改めて実感する事になるであろう事です。 これから若夫婦の家を隣につくる工務店として、ご両親に対して気遣ってしまう。 実は、昨年に涼温な家にご入居されたＴ様とはとても親しい間柄であり、そのT様邸宅の工事進行や入居後の住み心地は、全て知り尽くされている仲でもあります。 これから気合いを入れて工事がスタートする。 平澤　政利

春の準備として庭の冬囲いを外し、スノータイヤも全車取替完了したところに、春の雪が降った。 同じ雪でも湿気のある早く溶けそうな雪で、新潟市内ではそのほとんどが無くなった。 春は間近。 今日はとても気持ちいい晴天である。 体感ハウスからも見える東の山並み。 麓から春が登っていく感じを写真に撮りました。 少しは伝わりますでしょうか。 平澤　政利

ライブはやはり素晴らしかったです！久々の感動です！ 実は日曜日の午後、勉強会とは別に、体感ハウス１階の居間にてH様と打ち合わせをしていました。 こちらは私が担当となり、プラン修正等を行なっています。 H様の服装が気になったので帰り際にその事を伺うと、ライブステージにメンバー4人と出演し、夕方に演奏するとのことでした。 H様が作曲、キーボードも演奏する。 私はこのようなライブが大好きなので、是非にと会場をお聞きして即座に向かい、ガンガンと体に響く音楽を目一杯楽しんで来ました。 体全体の皮膚で聞く音楽はとても興奮します。 新しいリズムでビートが効いているのに、何故か癒しのある優しささえ感じる不思議なジャンルの音楽だった。 創造性の豊かさが求められる世界である。 熱気いっぱいの若者の中で、平澤は大いに楽しませてもらいました。 ありがとうございます。 平澤　政利

勉強会にお越しくださったI様ご家族。 ご夫婦と涼温な家のシステムや考え方をお話している間、三人のお子様は、元気に体感ハウスの中を探検しながら遊んでいる。 子供は直感的に行動するから、理論ではなく本能的に、この空気の気持ち良さを感じているのだろう。 2階にあるキャットウォークから床下まで元気に走り回っている。 床下にまで入って遊んでいたことにはさすがに驚いたが、涼温な家を考えれば納得できる。 床下空間でさえ、室内と同じ空気で満たされているのだから。 午前中にお越し頂いたお客様も真剣に、涼温な家を考えての二度目の来社であった。 これから建てられる家は、床下から小屋裏、さらには壁の中まで自信を持って見せられる家であってほしい。 それは家族の健康を守ってくれる家であることの一つの証明でもあるだろう。 帰り際にI様のお子様より、「この家が欲しい！」と、思わず嬉しくなる一言。 体感ハウスには、いつでも遊びに来て下さい。 常に心地良い空気でお待ちしております。 佐藤　吉行

［左：４ヶ月使用後フィルター　　右：新品フィルター］ ご覧のフィルターは体感ハウスのものです。 思っている以上に大気は汚れていることがわかると思います。 建物の周りは田園風景で空気は綺麗そうに思えるが、近くを通る国道やバイパスの通行車の排気ガスの汚れも、一つの要因として考えられる。 このフィルターのおかげで、体感ハウスでは汚れを取り除いた空気が体感できる。 さらに花粉やPM2.5、そして黄砂も除去し、外の空気を綺麗にして給気している。 ほとんどの家にはこのようなフィルターは設けられていません。 風の通る家が、自然で健康的であることを伝えている家づくりも多い。 私たちも桧にこだわった家づくりをしていますが、それはあくまでも構造体としてであり、また床や造作材として使用している。 家づくりは総合的なものであり、単品を前面に出して、「無垢材」だから、「土壁」だから、「Q値が日本一」だから、住む人にとってベストな家になるとは限らないのはご承知の通りです。 今後、「省エネ住宅」「エコ住宅」「良質住宅」などの心地良さそうなコトバが、もっと氾濫してくるでしょう。 ご家族の健康を、家にどのようにして求めるのかを一度振り返るべきです。 平澤　政利

共に、昨日の朝7時の体感ハウスの写真です。 新潟の冬はとにかく湿度が高い。 写真でもお分かりの通り、湿度が90％以上になると「Hi」と表示される。 （もちろん70％等はしっかりと表示する） 若干過乾燥にも思えるが、私達は40％前後の湿度に爽やかさを感じる。 湿度計は、けっこう誤差表示をするものです。 4つの湿度もばらばらな数値を示している。 しかし温度・湿度は、体感している本人の心地良さを大切にすることが大事だと思う。 数値のみを前面に出して性能を語るより、「住み心地いいね」の一言の方が勝る。 先日、近くで10棟程を建売でオープンした家を道端から眺めていると、どうぞ中に入ってご覧になってくださいと声を掛けられた。 ありがとうございますとお礼を述べ、中に入る。 細部にまで棚がついており、デザインや色使い等もおしゃれに感じる。 「設備もさほど悪くない。土地付きでこの金額。考えてみようかな。」 と、思う人も少なくないだろうと自分は感じた。 しかし、工事進行中も私は見て知っている。 何より耐えられないのは、この空気であった。 息苦しい。刺激臭がする。 目が痛くなってきた。決して大袈裟なことではない。 しかし、これが普通だと思い込んで見ているお客様が多い。 新築のにおいだと話していた。 私はあの新築のにおいは苦手だと思いながら、その建物を後にした。 平澤　政利

二世帯住宅を計画されている親世帯のご夫婦が、体感ハウスにご来場された。 その数日前には、子世帯のご夫婦が体感にいらっしゃっている。 きっかけは、やはり【「いい家」が欲しい。】である。 訪れる時は大半の方が、半信半疑で玄関に入るのではないだろうか。 しかし、一歩足を踏み入れた時の空気感に驚かれる。 床暖房の暖かさとは違う空気感である。 まだ家づくりへ動き始めたばかりとの事だが、加速していく様子が伺えた。 家中全て、換気システムや床下をしっかり見てもらい、その爽やかさを感じてから、居間で涼温な家の話となる。 頷くように、どこへ行っても温度差の無いことがこんなに心地良いとは、と評価して頂く。 そして、センターダクトから出てくる汚れを浄化した、外気の風圧の少なさにも驚かれていた。 こんなに少ない給気量で、この気持ちよさになることのスローな家の考え方、システムにも共感してもらう。 皆様は必ずにおいの無い、気持ち良さの話をする。 意識されること無く、生活されているのが普通ですが、この空気は良いと口を揃えて言って頂く。 外は雪。涼温な家は誇らしげに暖かい。 平澤　政利

体感ハウスの玄関に飾ってあるお馴染みの絵です。 5年ほど前に新潟市内の画廊に何気なく立ち寄り、ビビッとくるものを感じて買い求めた版画なのです。 この作者はヨーロッパの人であり、エーゲ海を表現した作品が多いです。 その中で、唯一異色の作品です。 この古びた街並みを、女性が一人歩いている姿に情緒を感じる。 タイトルは「赤い靴」となっていた。 タイトルの付け方一つで、物語が広がるものだと感心したことを、今でも憶えています。 自分が気に入ったものに囲まれることは気持ちの良いことです。 気持ち良い空気なら、なおさらのこと癒されます。 夜、寝ている時もです。 そんな家はいいと思う。 平澤　政利