涼温換気のSA-SHEの家づくりはその仕事に携わる人たちの思いの高さを求められる。 量産型住宅と大きく違うのは断熱・気密を一棟一棟個別対応でつくり上げ その上で換気計画に添ったセンターダクトによる給気・排気を上質な住み心地まで高める。 これからもさらなる技術及び丁寧さが不可欠となる。 それをつくり上げる職人たちと全てを共有しながら進めることはとても大事であることは言うまでもない。 家づくりの考え方を会議を通して、または現場でも会社でも繰り返し訴え続けている。 そして、強まっていく職人集団、チーム平澤は頼もしく、心から感謝です。 より緊張感を自覚しながらきびきびした行動をともにやっていく所存です。 平澤政利

事務所と私自身は、建築事務所協会と建築士会に所属している。 その一連で、秋葉区にこの度OPENする文化会館を、一足早く見学させて頂いた。 建物は秋葉の里山をイメージしたと言う。 外観はかなり大胆なデザインである。 ＲＣ造なのだが、三次元の角度をもったコンクリートの構造であり、力学的にはアクロバットなつくりである。 解放を外面に表現するため、その内側は鍾乳洞の様な重いコンクリートのかたまりに見える。 文化会館だからいいのだろう。 優しさ、温かさはそこからは感じられなかった。 平澤　政利 ※同じ設計者の作品である江南区文化会館

先週、新潟日報社と住宅情報専門誌、それぞれの取材があった。 取材先のお宅はいずれも「涼温換気の家」である。 ２日間共強い陽ざしで、蒸し暑い日であった。 連日のように熱中症の話題がニュースで伝えられていた。 そんな暑い日のお昼前、訪れたカメラマン・ライターさん、そして営業担当のＳさん。 玄関に一歩入り込んだとたん、誰ともなく「わぁ涼しい！」の声が出る。 とにかく気持ちいい。爽やかなのである。 一通りまずは見て頂くため、ご主人に案内してもらう。 １階・２階、そして小屋裏まで。 スタッフ達がビックリするのは、それぞれの階に温度むらがなく気持ちいい事である。 特に小屋裏がなぜこんなに涼しいのか、と驚いていた。 改めてＣＤエアコンの全熱交換換気の家の「力」を不思議がる。 Ｓ様・Ｗ様の家は共に50坪を超えた家だが、ＣＤエアコン１台のみで、夏も冬も「涼」と「温」を行う。 他に一切エアコンは無い。 (※坪数がもう少し少なくても家の間取りや形状により、センターダクト２本となることもあります。） 住宅雑誌のライター達は、多くの家づくりを取材する。 だからなおさら、このＳＡ‐ＳＨＥの家はミステリーな家に感じるのだろう。 カメラマンはいい写真を撮るためにいいアングルを探す。 その中で１人のカメラマンは、爽やかな空気を写真で表現しようと向かっていた。 すごいプロ意識だと思った。 住み心地の良さを、その空気を伝えられると私は感じた。 取材を通して思った事は、それぞれのご家族皆様がとてもいい笑顔で住み心地を語って下さっている事です。 平澤　政利

昨日日曜の午前中にＯ様邸のご契約を頂いた。 大手ハウスメーカーでプラン図が進んでいる中、【「いい家」が欲しい。】を読まれて体感ハウスにご来場、そして涼温換気の心地良さにすっかりご満足頂いて私共１社に絞り込み、家づくりが進んだ。そして、模型も完成。 外構工事・造り付け家具・ロフト・デッキと、付帯工事の金額を含めてのご契約です。 出逢いからご契約までわずか数ヶ月という、濃縮した打合せを行った。 それは、いい家を求める強い信念にブレが一切見えなかったからこその流れであったかと思っております。 その思いがきっちり入った家を完成させます。 Ｏ様邸は建て替え工事であり、８月末にお引越し完了予定の為、このお盆は忙しくなる事と思われます。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 同じく、昨日午後からＫ様邸の地鎮祭が行われ、奥様のご姉妹、そしてお母様もご出席して下さり、お祓い・お清めを行って頂きました。 現在、埼玉県にお住いのＫ様ご夫婦。 奥様のご実家近くに土地を求められて、完成後にお引越しなさると言う。 お盆休みの帰省に合わせての地鎮祭である。 Ｋ様も、【「いい家」が欲しい。】の本の理念に共感し、この工法に絞り込まれて、図面修正を進めて参りました。 特に、涼温換気の考え方には深く頷いて頂いた。 埼玉県から打合せにお越し頂く度、体感ハウスの四季もしっかり確認されている。 これが、住宅展示場にある「モデル住宅」とのコンセプトの違いである。 そして「涼しい」にもギクシャクした固い涼しさと、優しく爽やかな心地いい涼しさがある事は、実は住宅展示場では体感出来ないのでは無いかと思っている。 その小さくて、とても大きな差を体感ハウスと改めて比べて欲しい。 平澤　政利

ひまわり畑の写真です 西側から見ると・・・ 信念を持って咲いている気になる一輪 私はひまわりの花、そして広大なひまわり畑で咲く景色を見る事がとても好きです。 そこには、シンプルでありながらパワーさえ感じられる。 この津南のひまわり畑には、時間を割いてでも毎年出向いてエネルギーをもらってくる。 「いい家」をつくる会の高橋木工所さんのご近所でもあります。 ご存知の様に、ひまわりの花は東に向いて咲きます。 それは、種に付いた夜露を朝日で最も早く乾かせる方角だからです。 名前は「ひまわり」ですが、当然ながら夕方には西を向く花というわけではありません。 ちなみに、ひまわりは英語で“sunflower”（サンフラワー）と呼びます。 さらに花の見頃が過ぎると、花そのものが地面にうつむいた様になります。 そのひまわりの種を、夜露あるいは雨から守る一連の動きには、その生命力さえ伝わってくる。 その大きなひまわり畑の中で、一貫して我が道を行かんとばかりに咲いている一輪のひまわりを必ず見かける。 ユーモラスさえあり、近づいて見る。 そしてひまわりの花にそっと話しかける。 「あなた変わり者だね」と。 するとそのひまわりが、「平澤から言われたくない」と言ってきて、“2人”で少し会話を楽しんだ。 信念を持って咲く花は見ていると楽しい。 それなりの勇気を持って生きていることを受け止めて来ました。 平澤　政利

この絵は５年前に購入した気に入っている作品です こちらは昨日、西川図書館から借りて来た作品です｡ 私は、絵画や彫刻を見る事が好きである。 時間が許せば鑑賞に行く。 美術館は、建物そのものもとても興味深いものがある。アートである。 自分が惹かれる作品に出逢うと、つい寄ってしまう｡ そして、表現の手法などまで覗き込むことで勝手に楽しんでいる。 とても深いものがある。 美しいと思う事には、その人の感じ方で大きな差が出る事もある。 しかし、美しい本物は、必ずストーリー性があると私は思う。 だから、貫かれた強く熱い思いが不可欠となるだろう。 家づくりと重なる。 平澤　政利