杭工事を行い、耐圧盤一体打設コンクリート外断熱の手間の掛かる基礎工事にもかかわらず、流れる工程で無駄なく、さらには1月にしては天候にも恵まれ、本日の上棟となった。 朝7時、すぐ近所に仮住まいされているO様宅に祝いの言葉と、祝酒をお届けした。 すでに現場到着している松田棟梁とも進行打ち合わせをする。 レッカーも7時半には、スタンバイ完了となっている。 気合いの入った１日である。 いつもの事だが、各々が、何をどう動くかは全て熟知して現場に入っている。 よって、ほとんどアイコンタクトのみでスムーズに建前がどんどん進む。 まさに惚れ惚れする光景である。 気持ちの入った 檜の涼温な家が出来上がっていく。 寒い外気だが、熱い現場は見る人を惹きつける。 この写真は、2/1（日）の朝に現場へ行った時に改めて撮影したものです。 2/2（月）の夕方にライトアップしたTIPの姿が、あまりにも美しいので掲載しました。 平澤　政利

住み心地の良さを追求することは、まさに挑戦の連続でもある。 単に、冬暖かい家は暖房を強めれば簡単に実現できる。 そして省エネ、節電もしかり、平均室温度を下げて過ごせば暖房費は抑えられる。 また、部分暖房にして暖房無しの部屋を多くつくれば、当然ランニングコストは下がる。 しかし、それは決して住み心地のいい家で無いことは明確である。 私共、平澤建築事務所のいい家の確立とは、住む人が健康で家中が上質な空気で包まれている、住み心地のよさを持っていることが前提となるのだ。 それは、住む人が幸せを感じる空気がある、暖かさの中での生活の実現なのだ。 これを求め、多くの方が体感ハウスでその意味をご確認しに来られている。 私共の挑戦とは、その上質な空気が家中を包み、省エネ、そして節電の工夫を体感ハウスのデータに基づいて、ご提案することである。 これは力のある資料である。住む人がランニングコストも含め、いかに心地良く日々を過ごして頂けるかが、この挑戦なのだ。 平澤　政利

現在、新潟塾生は165名となり、全国または世界的にも活発な塾として見られるまでになったとの報告もあった。 現在、涼温な家づくりを進めている「いい家」をつくる会の会員であることを誇りに思っています。 そして、盛和塾塾生での学びも、私共の会社が「いい家」をつくることに注力する信念が、ぶれることの無い方向へ導いてくれるものとなっています。 スリムで筋肉質体制でベクトルを共有することによって、さらに職人たちとの関係も強まってきたと感じています。 それは、経営の原点12ヶ条の実践であり、家づくりは奥の深い「利他の心」への実践の道であると考えています。 恒例のコンパ。 それぞれの学びの意見交換の大切な時間となっている。 平澤　政利

朝、昨年末お引渡しをしたI様邸に庭木のご相談に伺った。 その時、当然のごとくご家族から住み心地の話が出る。 仕事から帰ってきて家に一歩入る瞬間、何とも言えない心地良さを感じるとおっしゃって頂いた。 I様は、打ち合わせのために夏の体感ハウスには何度もお越し頂いている。 その爽やかさをしっかりご理解いただいた上での工事進行であった。 嬉しそうに出た言葉は、冬の住み心地は夏の体感ハウス以上だという。 ずっと前からこの涼温な家を建てると決めてきた自分のこの気持ちを、もっと多くの人に知ってもらいたいと、職場の目に付く所に本を置いてありますと言って下さる。 本当に嬉しいことです。 お住まいの方が、そして建てている方が、もっと多くの人に知っても らいたい家として本気で応援してくれる家づくりが、他にどれだけあるだろうか？ 私共工務店がどれだけ声を大にして伝えても、なかなか引いて見ようとするのが普通かと思います。 だからこそ、この生のお客様の声を受け止めて欲しいのです。 今日の新潟市の予想気温は0℃、最高気温も3℃と寒い日になりそうです。 平澤　政利

先日、雪のため冬期間通行止になる近道の話をした。 その日は引き返したのだが、改めて柏崎市方面から行ってきた。 ただ、冬の茅葺屋根の家々を見るためだけに。 茅葺屋根は雨や雪で腐りやすい。 よって、維持管理には大変な労力とお金が発生する。 ずいぶん前の田植え時期には行ったことがあった。 自分にとって心惹かれる風景であった。 以下、柏崎市観光課のホームページでも写真が紹介されている。 とても美しい写真ですのでアップさせてもらいます。 冬の写真に写っている二軒を、道路側から撮ったものが私の写真です。 平澤　政利

この土日は、ショールームへの同行が集中した。商品の性能等の再確認や色決め。 ご新規の方を含め、この二日間で三組のご家族をご案内し、質感などお好みを加味して決めていく。 初めてのご家族は、ウィンドウショッピングさながらに見て頂きたいと伝える。 休日とあって他のお客様も大勢いらっしゃる。 ずっとショールームを歩いて感じたことは、何故か私共のお客様が際立って楽しそうに見えることだ。 離れて全体から見ても、やっぱり楽しげである。 ワクワク感が高まりがこのような所にも表れている。 ユニットバスのコーナーでは、断熱材に覆われたセットが売りになっている。 しかし、私共の家の床下は冬も寒くないのだ。 ショールームの担当者も、平澤の涼温な家を既に知ってくれている。 よって、その付加断熱仕様のものは無くていいと、お客様にアドバイスしてくれるまでになった。 ポイントをついたアドバイスは心地良い。 平澤　政利

1月24日の中島木材（株）のブログに家の暖かさのことが書かれている。 中島木材（株）ブログはこちら まさにこの時期のキャッチフレーズは、どこを見ても「暖かい家」のオンパレードである。 1階全室床暖房を謳っている会社、地熱を利用し床下より暖めるシステムなど多岐多様に見かける。 共通して伝えていることは、「暖かい家」である。 あいまいに受け取られがちな「住み心地」については、危険と思うのか、言えないのか、ほとんど触れていない。 不快な暖かさ、よどみのある空気、暖房している部屋としていない所の温度差へのストレスが生まれるのではないかと一見してわかる図をアピールしている会社もある。 ハイブリッドの車は、購入後の経済性を考えて、その性能とデータを確認して買う。 商用車ならともかく、自家用車は乗り心地も大きな決め手の一つになる。 ただ、ランニングコストの安さを求めることでは無く、上質な快適性と暖房費の両方を実現したうえで、満足であるとなるべきなのだ。 涼温な家にはそれがある。 基本は家の性能が原点となる。 基礎は一体打ち、外断熱でつながる建物をすっぽり囲み込む理論を伴う家であることが不可欠である。 しかしながら、頭で考えるより決め手は一つ！ その家は、その空気は、その時間は、気持ちいいかどうかの直感を大切に決めること。 1年後、10年後、本当に正しい判断をして良かったと思えるはずです。 平澤　政利

家づくりは一人ではできない。 多くの人達に支えられながら、１棟１棟の家づくりが行われる。 決して「自分がつくっている」等という気持ちではいけない。とかく、設計者はこういう思いになりがちだ。 そこに携わる全ての方々のおかげで成り立っているのだ。 その中で、私のような未熟者でも、現場を動かすため、「いい家」にするために、多くの事を自分より経験豊富な職人達へ伝えて、動かさなければならない。 平澤からも常々言われているが、この時の自分の気迫が、どの程度のものなのか。 人を動かすのは、簡単なものではない。 まして、私のような立場であれば尚更だ。 しかし、どんな時でも真っ直ぐで、少しの曇りもない澄んだ想いであれば、自然と人は動いてくれると感じる。 人を動かすのは言葉である。 その言葉の奥にある想いの強さや美しさが、何より大切であることを忘れてはいけない。 佐藤　吉行

前から絵手紙のことは知っていたが、自分で書いたことはなかった。 ずっと前に、盛和塾塾生のＫ様の会社に遊びに寄せてもらった。 その時に見せてもらったＫ様流の絵手紙に感動した!! それをきっかけに、私もいたずらしてみたくなり、ホームセンターに行き絵手紙道具を買った。 そして、出す人がいないからＫ様に、下手なみかんの絵手紙を出したら、すぐに返事が来た。 これが、Ｋ様からのハガキです。 歴史ある会社の経営者ですが、このフットワークの早さには驚きました。 もらって楽しく、そして嬉しい。 こちらは、お客様の所で絵手紙の話をしたら、こちらも何日か後に頂いたものです。 「先日、平澤さんからいただいた元気で、久しぶりに描いてみました。」と表の名前の脇に書いてありました。 絵は、ほのぼのとしたものが伝わってくる。何か暖かい気持ちになります。 改めて私も時間をつくり、絵手紙を書いてみたいと思っている。 そして、相田みつをのような文を添えて。 平澤　政利

経済活性化対策として、国交省が打ち出したいくつかの補助金事業や、省エネ住宅ポイント、家を建てた方への「すまい給付金」(消費税8%時)などが受け取られる制度の講習を受けてきた。 資金的なサポートアドバイスを行なうために、最前列でしっかり聞いてきました。 そして、説明が終わると質疑応答の時間が設けれていた。分からなかったところは、すかさず挙手をして質問をする。 最前列は振り返る人の視線を意識しなくてもいい。 だから、ドキドキしない。 更に、目の前の講師の空気迄伝わってくるから頷きながら、メモを取る。 1000人程度収容可能な、この朱鷺メッセ、スノーホールは、まもなく、満席となった。 建築関係者への案内であり、申込者には受講番号が発行される。この出席数です関心の高さが窺われる。 このような経済対策給付金、補助金事業、エコポイント発行などによる住宅をリフォーム、又は、新築をと進めるきっかけとなりうるとは感じます。 ここで、しっかり見つめて頂きたい事は、業界のムードに飲み込まれる事なく、補助金事業の目的であります、その対象となる、省エネルギー住宅の実現です。 それをしっかり見据え、踊らされる事なく、事業目的の家族が健康的で、温度差や、カビ、匂い、空気よどみのほとんど無い、快適な暖かさを確保すべきである。それを踏まえての省エネルギー住宅を求めて欲しいと改めて、強く感じております。 これからは、補助金や、給付金や、エコポイントなどが多いに目に付く事になると思います。 大切な家づくり本質をきっちり見抜き、補助金を受けるべきです。 又、長期優良住宅化リフォームにも、工事費の1/3を限度に、100万円/戸まで補助金が受けられます。(全てS基準の場合は200万円/戸) メリットのある内容をお伝え出来るものと自負しております。 資料を添えてご説明致します。是非、その対象となっている省エネルギー住宅を、こちらの体感ハウスにてお聞きください。 　 ついでに、2015年１月の温度、湿度データーや日々の暖房費用データーもご覧頂けます。 これからつくる家の気になるところが、ほぼ全てがご覧になれます。 一報の上、お越し下さいますこと、お待ち致しております。 平澤　政利