それぞれの涼温換気の家の工事が進んでいる。 センターダクトは、シンプルな位置に理に適った設置とする。 各室からの汚れた空気を排気するダクティングが、住み心地に大きく影響を及ぼす。 建物全体の換気計画、換気計算は、慎重に全棟算出する。 そして、ダクティング後の実際の排気量を個別にチェックし、理想の流量に仕上げる調整をする。 この作業に熟練してくると、ダクティングラインの美しさをつくる事と、排気量の数値が一致するものになってくる。 淀みの無い美しいラインは、住み心地の良さと比例する。 流量測定に立会い、つくづく思いの強さが住み心地をつくると感じる。 そして言うまでも無く、求める気密性能ときっちりした断熱性能が伴ってこそ計画換気が成り立ち、その上で、住み心地の良さが確保されるものである。 だから、外張り断熱なのです。 ここY様邸宅でも、C値は0.18c㎡/㎡である。 平澤　政利

28日に、一泊の日程で新年会を行った。　 皆様を前に、今年の日程と今後の計画、抱負を述べさせてもらう。 そのなかで、これ程までに涼温な家が注目される様になり、検討が集中してる事はなかったと感謝の言葉を伝え、だからこそ気を引き締め、更なる品質向上の涼温換気の家をつくり上げて行く事の理解と、最大限の創造的仕事することをお願いした。 追随を許さない上質な住み心地の企画と施工力で、タイムリーな一体の動きが求められる。 多くの方々にこの住み心地を堪能して頂くには、効率の良い、価値ある時間の使い方が大事である。 それには、いつも話している涼温な家づくりへの熱い思いの強さが不可欠です。 素晴らしい家である事に慢心すること無く、「もっと」の工夫を創造していかなければならない。 忘年会の雰囲気とは少し違い、気合いの入ったこれから先を見つめる時間であった。 平澤　政利　　　　　　　　　　　　

本日夕方から盛和塾例会が日航ホテルにてあり、本年度の日程、活動計画報告を受けた。 その後、世界大会発表にノミネートされた北信越ブロック選考会発表であった。 こちらも熱く、生々しく、素晴らしい努力が伝わってくる。 その後のいつものコンパ勉強会の写真です。 お酒を飲みながら各テーブルごとに感想を話し合い、それぞれのテーブルを代表しての発表です。 私自身今日の勉強会に合わせるように、ここのところ塾長のCDを改めて繰り返し聞き、学びを再認識している次第です。 今まで理解していた様に思っていた事が、いかにまだまだであるという事を、新たな気付きとしてハッとさせられている。 いい物が生まれる過程では、多くの努力と多くの犠牲を伴うものである。 仮に、それ無しで出来たとしたら、それは小さな価値程度に過ぎず、評価が秘められているものとは程遠いはずです。 日々の家づくりの中で、効率的な時間の使い方で行う仕事が、建築コストに反映されます。 経営体質も問われます。 創造的な、実践的仕事も求められます。 最小で最大限の効果を求める事は、全ての事業に求められているはずです。 無駄を見抜き、筋肉質体勢をつくり、原価を意識した行動が組織の内容を高めていくはずです。高い品質とは、組織の目的と一人ひとりの意識の強さ、粘りから生まれて来るものと信じています。 勿体ないの意識を建築の中にもっと活かして、さらに、この涼温な家を高めて行き、業績向上を果たして参ります。 平澤　政利

昨日寒波が通り過ぎて、今朝は晴れ間のある爽やかな銀世界です。 今年の雪は、下越地方が比較的多く降り、長岡市等の中越の豪雪地帯は、小雪の傾向にある。 この春先に建て替え計画のS様邸宅に昨日の午後に訪問し、図面打ち合わせを行って来ましたが、雪の量は新潟市内と変わらずであった。 長岡での最近の挨拶は、「今年は雪が少なくて助かりますね」です。 近年まれに見る小雪です。 昨日、ようやく街が白くなりました。 ブログタイトルの今朝、秋葉区のハサキ並木に行って来ました。 雪景色の並木も風情があります。 帰り道、阿賀野川堤防からの横越の雪景色です。 滅多に冬の晴れ間の無い新潟では、朝日が出ると嬉しくなって活動的になります。 平澤　政利

雪が降ったけやき通りです。 毎年年末から新年にかけて、けやきの木にイルミネーションが点灯する。 １つの新潟の風景として、定着してきました。 先日の雪が降った夕方過ぎの夜景です。 寒さの中に、ほのぼのとした暖かさが感じられます。 正直、わざわざイルミネーション写真をけやき通りまで撮りに行く自分がおもしろく思えた。 平澤　政利

ようやく雪が降り、外は1度前後の温度となりました。 寒さが堪えます。 さらに、外気の湿度は80％と高い。 一般的には暖房すると窓の結露が気になる季節です。 この様な時期になると、体感ハウスへのご来場者が増えて来ます。 この涼温な家が年月と共に知られ、広まってきている事と比例するかのように、その住み心地を直接感じてみようとのご来場者の増加といえます。 先日お越しのお客様のM様ご夫婦と元気なお子様三人は、体感ハウスを活発に冒険して走り廻っていた。 M様ご家族は、すでに涼温な家にお住まいのI様ご家族とご友人であり、同じ大学病院のドクターでもある。 涼温な家の住み心地については、すでに生の声で十分ご存じである。 改めて、寒い冬場の住み心地の確認体感でもあります。 土地を絞り込み、家づくりの計画相談を含めてのご来場であり、ご家族全員が明るく元気でした。と、対応した佐藤からの報告であった。 自然と活動的になる家は、いい家と考えます。 また同じように、この時期にご宿泊体感を申込みされる方も増えてきます。 一日一家族限定宿泊ですので、気兼ねなく、ゆったりくつろげて、その中で涼温換気の素晴らしさを実感して頂けます。 週末が、やはり人気で予約が集中します。 是非、お早めのお申し込みをお待ち致しております。 快適です！ 体感されて下さい。 平澤　政利

多くのデザインの領域で使われているフレーズである。 過剰なデザインや装飾を排除して、機能の純粋さを求めてカタチにしていく。 建築であれば、構造的な美しさを持つ建物は、完成の外観も美しいものとなることが多い。 意図的に意匠性を持たせることとは別に、本来の内蔵された美しさは、表面的にも現れてくるのだろう。 そして、もちろん機能としても高い性能を兼ね備える。 言い換えると、直感的な美しさのあるものは、機能的にも理に適ったものであり、使い勝手等も含んでいることになる。 家づくりにおいて、建築的美しさを求めることは当然である。 さらに、涼温な家においては、住み心地の要となる空気をつくり出す、給気・排気ルートでさえ美しいものでなければならない。 その１つとも言うべきが、直線的なセンターダクトである。 そして、誰が見ても直感的に美しいと思わせる排気のダクティングは、空気抵抗を限りなく無くした理想の形となるはずであり、これが綺麗な空気を流して、心地良い住み心地をつくることにもつながるのである。 まさに、「形態は機能に従う」。 佐藤　吉行

雪降る天候の中、完成間近の現場にて最終の風量チェックを平澤と行なう。 測定器を用いる前に、２人で各室を廻りながら、体で空気感を確かめる。 まだ換気システム、涼温エアコン共に運転させたばかりであったために、部屋によって多少の空気感の違いを感じた。 まずは、この人間の五感が大切である。 数値にとらわれず、直感的に快適かどうかが、住み心地に大きく影響する。 給気口、排気口共に微調整をして、空気が馴染むまでしばらく別の作業をしながら待つ。 そして、測定器を使って各室の排気口の風量をチェックしていく。 施工中の風量測定時の記録を基に最終確認をしていくが、排気口の開口率の微調整が少しあったものの、どの部屋もバランス良く排気されている。 そして、最初に感じた若干の空気感の差も、時間が経つにつれて、どんどん改善されていく。 計画換気が正常に機能するための基本がしっかりしている家だからこそ、僅かな調整で住み心地も改善される。 この様な地味で、かつ重要な作業の繰り返しの中で生まれる涼温な家づくりに誇りを感じている。 同類他社の追随を許さない、この最高レベルの涼温換気の家をつくる為の労力を惜しまない事は平澤と同じである。 デザインや納まりについても、今一度現場の実物で再確認をしながら共有し、貴重な時間だったと２人で話しながら現場を後にした。 佐藤　吉行

先日、リフォーム及び新築工事を年間100棟以上も施工している屋根業者社長と話をした。 職人と共に現場に出ている親方である。 屋根の上はご存じの通り、夏は猛烈に熱く、冬は風雪で厳しい寒さであり、過酷な自然環境を普通とする仕事です。 さらに、勾配のある屋根の上は踏ん張りが必要で、危険といつも隣り合わせである。 しかしながら、職人達は斜め面の屋根を軽快に動き、キビキビ仕上げて行く。 自分達の仕事とはいえ、頼もしい。 常に屋根の上が仕事場であり、下は休憩のために降りて休むくらいだ。 真夏の猛暑日のある時、親方が、涼温な家の外張り断熱工事が終わった現場の中で、昼休みをとった時の事です。 今まで、どこの現場でも経験したことの無い爽やかさを感じたと言う。 工事中なのになんて涼しいんだと、私共の家づくり理念に尊敬の言葉をもらった。 工事中に感動する家づくりとは、住み心地の良さを裏付けるものでもある。 理屈抜きに凄い家だと思う。 この様な家は、もっともっと広めるべきと力強く言われた。 健康寿命を伸ばし、最高の住み心地で家族を支える、真のいい家を広めるためにも、知識と技術力、そして経験を積み重ねて、高品質の涼温な家をつくり上げる努力をして参ります。 平澤　政利

暖冬と言われている、この冬です。 建築現場から見ると、仕事がはかどり有り難い事ですが、あまりに暖かく雪の無い新潟は、喜んでばかりいられない気もする。 スキー場は未だに雪不足で、開業出来ないところも多い。 不自然な冬景色を感じていました。 しかし、昨日ようやく寒波が入り込み、わずかながらも雪が積もった。 子供の様に嬉しくなり、あちこちの雪景色を見に出かけた。 体感ハウスと田んぼの雪の写真です。 ごく普通の写真なのに、今年は新鮮に感じています。 平澤　政利