昨日と今日の二日間に、計２棟の涼温な家の取材が行われた。 2015年の住宅雑誌に掲載予定のインタビューである。 今日の堀川様邸のインタビュー中のお言葉に、ライターさんは感動していた。 涼温な家が健康面に対して及ぼす影響がどれほどまでなのかと、信じがたいお言葉が淡々と連続して出て来る。 それは、まさに住み心地感想なのである。 動物がお好きな堀川様は、居間でハムスターを飼っている。 箱の下には砂が敷いてあり、おしっこを吸収している。当然、臭いは強い。 しかし、この涼温な家に連れて来てからは、その臭いが無い。 確かに鼻を近づけて嗅ぐと臭いはするが、居間には臭いが感じられない。そして、爽やかだ。 涼温換気の力である。 ご家族皆の笑顔がいい。 ご主人は花粉症にずっと悩まされ、病院に通っていたが、この家にご入居してからは全くその症状が出なくなったと嬉しそうに話す。 家にいる時間にいい空気で生活することにより、体の改善につながったのだろうと言う。 さらに、皮膚がデリケートなご主人はその症状すら改善され、医療の時間とその費用の節約は、これからの人生を考えるとすごい効果になるとおっしゃって下さる。 アトピーや喘息のお子様が発症しなくなった、大幅に改善されたことは、多く立証されているし行く先々で耳にする。 信じてもらえないくらい住み心地は良いと、笑いながら堀川様はインタビューに答えていた。 ライターさんも多くの住宅を取材されるが、この空気感には大きく頷きながらメモを取る。 いつもの事ではあるが、本日12時頃の外は汗ばむ程の日差しであったにも関わらず、外断熱された小屋裏収納空間の爽やかさは気持ちいい。カメラマン共々驚き、絶賛された。 平澤　政利

本日の午前に行われた地鎮祭は、涼温な家の空気感をご家族全員で納得されたI様邸。 I様は体感ハウスに何度か来て頂き、そして完成内見会にもお越し頂き、その柔らかな居心地を高く評価して下さいました。 この上質な住み心地の中で生活をし、子育てをしたいと言い切る。 硬い「冷」や「暖」ではないのが良いとおっしゃる。 何度もこの空気感を肌や体が感じ取るとデリケートな会話が打合せでも行われる。 たぶん一般的には理解しにくい話として聞こえる内容かと思う。 実は以前から私共のファンであった事がわかった。 I様と打合せを行っていく中で、「そこはこんな感じが好きなのです」と写真を見せてくれる。 さらには、「ここはこんな風になったらいいな」と次々と写真を見せて頂いた。 なんと、それは平澤建築事務所の作品集の写真であった。とてもありがたく、光栄に感じた。 デザインの考え方、納まり方も気に入って頂いていたのだった。 これからスタートする家はI様らしさを最大限に入れ込んだ涼温な家となる。 平澤　政利

涼温な家の注目が高まっている。 ここの所、着工間近なお客様の方々と入れ替わりの打合せが進む。 皆様方、体感ハウスの空気感に頷きながら、出来上がったご自分の家をイメージされ、楽しみに話をする。 昨日は決して暑い日では無かった。 しかし、外の湿度は89％あった。夏を涼しく過ごしたいと考えると、暑い室温を下げることに目が向きがちである。 30℃以上の家の中ではそれは当然であるが、室温が27℃、28℃くらいでは、むしろ湿度をコントロールすることが大切である。 家中の湿度が55％くらいの体感ハウス内は、外気温との差のない温度であっても爽やかさを感じる。 ここの所をないがしろにして、一般住宅で夏対策を語るのは、いかがなものかと考えている。 「窓を開放して風の流れる家」 イラストではのどかな絵がイメージされたものが書かれているのを見かける。 そこに風鈴が静かに鳴る。私もそんな風の快適性は憧れです。 しかし、それは外の気温が爽やかな一時期に限られるはずです。 さらに部屋のあちこちには空気のよどみやにおいを感じ、風の流れの無い所では蒸れも感じることとなる。 春・秋に風が流れ爽やかさがあり、冬は寒い家と言えるでしょう。 自然的な生活を大事にしたいと強い考えをおもちの人こそ、この涼温な家をご覧になって頂きたいと思う。 そこには本当に理にかなった住む人への自然が入っているからです。 午後にも冬の暖かさは内見会で体感しているが、夏の空気を感じてみたいと、ご夫婦が来場された。 また、「涼温な家の本」を読んで、体感ハウスのある事をインターネットで知ったという方からは、近いうちにお邪魔させて下さいと電話があった。 平澤　政利

ありがたいことに、週末のご来場者が増えている。 住宅のご相談やご要望の聞き取り、さらには図面打合せである。 中には打合せ後、すぐに同行して敷地を見に行くこともしばしばである。 現地のロケーションにメモして有る要望を落とし込む。 または、その景色からどんどんイメージが出来てくることもある。 設計はご家族の要望を聞く事、そしてその中で求めたい家を感じ取る事。もう一つはロケーションをいかに落とし込むかもポイントになると考えています。 景色を見ていると、一気にゾーニングプランが沸いて来ることが多い。 現場を大事にします。 そして、何度も何度も消してはつくり、また消す。 その中に光を感じたものが生まれる。 自分自身がとても楽しんで、この事には集中している。 この事が原点となる作業だからこそ、その視点が大きな力を持つことになるはずであると思っている。 ここで必ずセンターダクトを記入する事が必要である。 涼温な家には、既にここで爽やかな空気を記入される事です。スケッチプランの中に安心が入る大事なポイントです。 そして、その後の詳細図面へと進めている。 平澤　政利

今日もまた、朱鷺メッセにて建築士事務所における技術者業務講習であり 午前9：30から午後5：45までの集中講習の受講であった。 この新潟会場では200名を超える人数であり、全員が真剣そのものの緊張感ある雰囲気の連続の時間だった。 適合証明の重要性とその認定の講習であり、見渡すと所長と思われる人が多かったような気がする。住宅の流通の責任の一環を担う重さが、今後ますます求められてくる。 平澤　政利

バイクで戻り着替え、急いで午後の会合に向かう。 ホテル日航新潟で盛和塾例会があった。 今回のテーマは、フィロソフィ導入後、それぞれの社員の考え方の変化や、会社の雰囲気及び業績の変化等を５名の塾生から発表してもらった。 そして、さらにその塾生に質問が集中した。 塾長も常におっしゃっている。 「フィロソフィは社員と共有し、血肉化しなければ意味が無い」と。 仕事の前提は心構えである。 正しい判断基準が社員の中に高まる。 今回も素晴らしい学びでした。 平澤　政利

お盆休みは例年通り、お客様が入れ替わり立ち代りのご来場であった。 充実した中味のあるお盆でした。 この涼温な家をより多くの方々に知って頂くために、ホームページの改善にも力を入れている。 上質なこの空気感をいかにシンプルに表現するかを、ホームページ管理会社の担当者と本気で追求している。 何気ない感じの見やすさ、入りやすさを持って、涼温な空気をいかに知ってもらうかに力を注いだ。 大事なことは、まず出来る所から直ぐに改善に着手することだ。そして、その後さらに気付いた箇所を改善していくことである。 仕事の進化と同じである。 全てのスタートは良き事を思うことであり、強く思うことである。 そして、自分の中で確信にまで高め行動を続けることが、結果を出す。 リーダーにはブレがあってはいけない。 社員の物心両面の幸せのために、大善で生きることを強く意識すべきと心している。 そんな形で今、いい流れが生まれている。 いきなり話は変わりますが、昨日と今日は快晴だ。 社員たちが出社しているので、私は入れ替わりの休日をもらう。 そして、もう一つの相棒と福島県へ走ったのです。今は小名浜港にいる。 同じ海でも、ここは太平洋。そんな事が楽しい。 こちらも年式は古いがすこぶる調子が良い。久しぶりの１人ツーリングである。 いつものように右側のバッグにはプラン用紙と筆入れが入っており、気に入った場所でイメージしてプランに集中する。 左のバックの中は弁当と、お気に入りの稲盛和夫氏の本。これが、いつも通りの走り方だ。 太平洋の風は一味違う気がします。 平澤　政利

ここ数ヶ月ブログを書くときは、あえて一度紙に下書きをするようにしている。 手を動かすことで自然と文章が浮かんでくるからである。 面白いもので、パソコンやキーボードと睨めっこしていてもと全く文章が書けなくなる。 ふと、建築に通じるものがあると思った。 図面は今やほとんどがＣＡＤによって作成されるが、描くと作業においては優れたツールであっても、創造することにおいては、自身の手を動かすことに勝るものはないだろう。 家も含めて建築は五感で体感するものである。故に、つくり手の感性や五感がどれだけ研ぎ澄まされているかは、とても重要な事である。 くどいようだが、特に「涼温な家」では裏付けされた数値だけにとらわれない自分自身の感覚も必要となってくると思う。 私自身まだまだ未熟ではあるが、ブログを書くという一見すると建築とは無関係のような作業の中にも、建築の根底となる芯の部分を見た気がした。 佐藤　吉行

今日の勉強会には近くにお住まいの方がお見えになった。 改めてご家族皆様で、涼温な家の空気を体感しにご来場下さるとのことであった。 ここの所ホームページ上の「お客様住み心地感想」が盛り上がっている。 それと連動するかのように、体感ハウスへのご来場やお問い合わせが増えてきている。 お盆の期間中にも、打ち合わせの為にお客様にお越し頂いた。 そして、そのお客様のプラン修正が進む。 帰り際「楽しかったです。出来上がりを楽しみにしています。」と嬉しそうにおっしゃる。本当にありがたいことです。 こちらも楽しい時間を共有しています。 お盆休みはお客様も時間をつくりやすいので、ご来場者が増える。 楽しいことを多く行ってもストレスにはならない。やらなければならない事を力んで頑張ったりすると疲れは多くなる。 ワクワクする涼温な家は、設計者がワクワクするイメージを、どれだけメッセージとして表現できるかである。 本気のワクワク感がとても大事である。 平澤　政利

お盆の１５日の午前にM様邸宅の土地を浄めて頂く地鎮祭が執り行なわれた。 滋賀県に現在お住まいのM様は、お盆に帰省されて、それに合わせての地鎮祭であり、打ち合わせであった。 建築模型で外観を確認し、更に屋根を外してロフトを見る。そして、建物の中の二階を、一階を、と完成イメージで覗き見て頂く 。 家づくりという一大事業。 この家づくりで「こうではなかった」などという問題を避ける一つの方法としても、模型確認はお客様にとっても、私にとっても、価値あるものである。 リアルな空間を共有する安心感がある。 建築屋としても、確信の中で家づくりを進めさせてもらう為にも、今では不可欠なものとなっている。 新たな土地で創作作品を多く生み出す事を願っております。 また、自然豊かな環境の中で、お子様が伸び伸び明るく成長される事をも、サポートする「涼温な家」をつくり上げます。 平澤　政利