2014.11.30
昨日のブログの続き
深澤直人氏の文は、大変奥深い言葉として記されています。
「グッドデザイン賞」の審査に臨む前に、キーワードを挙げて審査してきたと述べている。
深澤氏は、【今年のキーワードを「心地の質」とした。】と書いている。
感動を受けました!
ようやく世の中に光が照らされる流れが起きたと感じる。一言一言に重みがある。
「センスがいい」といえばおしゃれなことを指すが、「センサーがいい」と言い換えれば、デザイナーはセンサーがよくなければならない、ということになる。
さらには、空気の汚れた地域にあるホテルでの上質な心地の空気は、まるでオアシスを感じる思いだ、と言っている。
「暮らしの手帖」最新号の内容を、松井修三代表に電話で話した。
長年代表が話している、大切な真髄のことが書かれています、と。
この涼温な空気のことを話しているのではとさえ思えてくると伝えた。きっと、皆様方も読まれたら頷けることでしょう。
涼温な家が特許センターダクトと共にグッドデザイン賞を受賞する流れが起きないものでしょうか?と、話を続ける。
松井代表は明るい声で、いい話だと返してくださいました。
「心地の質」が、今後さらにデザイン化されていくことが予感できる。
そして、質は体感によってしか感じとれないとも、深澤氏は言っている。
「心地の質」を追求する家づくりに、もっと姿勢を正しより深いデザインセンスの中に「デザインセンサー」を発信しなければいけない。
お客様であるW様が、共感なさってコピーを送って下さったことに全てがあるような気がした。
平澤 政利