2018.12.29
C値0.2cm2/m2
先日は構造検査であった。
いつものように検査員は、隅々まで丁寧に確認して接合部等の写真を取る。
現場ごとに、それぞれの検査員に聞かれることはTlP 斜め材板を構造強度に含めて無い事の確認です。
勿論含めて計算はして無いと答える。
実際には耐震性能を秘めていますが、現行の建築基準法では水平の木ずり材と扱われているからである。
いつも我々の木造建築を興味深そうに検査をされている。
合わせて気密測定も行なっていく。
隙間相当面積C値は0.2cm2/m2であった。
この値は、現行の平澤建築事務所標準的数値です。
住まいの省エネと快適を求めるには熱源、トータルの断熱性、気密性能、換気計画が共にバランスが取れていなければなりません。
勿論、そこに再生可能な創エネも考慮する時代ではあります。
しかし近年、首を傾げる程の片寄った一方的な家づくりを建築側の都合上からアピールするのを目にします。
家を建てる方々は、真髄を感じ取る感性を磨いて、しっかりした家づくりに向かいたいものと強くお伝え申し上げます。
平澤建築事務所
平澤 政利