2015.03.31
家に緑を添えること
昨日は、自社緑の資材ストックヤードから、前もって準備しておいた 、庭木を引き渡し間近な家に運搬するため佐藤と一緒にトラックに積み込みをした。
その後、一気に植え込み完了する。
このような緑の使い方は、庭木と25年以上の付き合いと、住む家族を空気と同じ位に大切にしたいと思っている一つの演出です。
その家の設計者が一番その土地のストーリーを知ってる。
付け加えれば、庭木の日照状況を加味し、庭木を選ぶのは当然のことです。
私は造園の資格は持っていません。
しかしながら、その家に対する思いはとても強いと自負しております。
私の提案では、外の庭木は完成形にしないことにしている。
完成のカタチに仕上げてしまうと、その後に、お客様が植えた木さえが完成を壊してしまうことになりかねない。
もっと自由に草花も植えたり、楽しめたほうが住宅らしいと考えています。
自分流にです。
失礼な言葉かもしれませんが、「主」が、いい家であり、「従」の緑を添えてあげると考えています。
家がイキイキしてくる。
そんな仕上げスパイスの植栽です。
この仕事は楽しい。
平澤 政利