先日、盛和塾生であります諸橋氏の農場に6時過ぎに立ち寄った。 農場の朝は早い。 諸橋氏は若い社員と共に越後姫の収穫の真っ最中であった。 撮影されていないが、他の社員も収穫しています。 大規模経営されている、いちごハウスの一部です。 現場に向かう途中で、勝手の訪問にも快く受け入れてくれ、大きな赤い越後姫を食べさせて貰った。 諸橋氏は会話の間でも手を休めること無く収穫をしている。中腰での収穫作業は腰に負担がかかる。 慣れるまでは若い社員は大変と思うが、こちらも手を休めず爽やかな笑顔で話をする。 感じのいい雰囲気がある。 平澤は構造検査の現場に気密測定装置を運搬、準備を行う。 晴れた新潟の春先の朝は気分も明るくなって、活動的になってしまう。 平澤建築事務所 平澤　政利

年に二回発行の住まいネット新潟が発行された。 この雑誌は、ポリシーを持ちながら取材する建築事務所などのストーリーを求めて表現している本かと思う。 コンセプトあるデザイン追求の建築写真は見ていても心地のよさと学びとがある。 長年取材担当をしている馴染みのカメラマンからは、私共の涼温な家での柔らかな空気感をいかに写真で表現しようとしてくれている姿が平澤にも伝わってくる。 この度の掲載の住まいは、リビングダイニングとキッチンが一体のオープンな大空間な造りであり、平屋部分の屋根勾配なりに杉板を天井に張り、同時に反りのある杉太鼓梁を乾燥させ露出して設けています。 暖かい中にも木の力強い頼もしさと癒しが楽しめる家です。 近年、温かい家を求める方が多くなっています。 平澤建築事務所で造っている涼温な家は、マイルドな温かい家と書きます。 体感されている方は頷けると思いますが、小屋裏のCDエアコンは個別エアコンや床暖房が不要な家となっている。 建物全館が温度差の無い省エネ健康住宅なのです。 昔の全館セントラルヒーティングの家と混同されないで頂きたい。 根本的に違うのは、建物の外断熱性と気密性能を高いレベルに仕上げ、計画換気をしっかり行い、マイルドな省エネ暖房を実現しているのです。 センターダクトによる第一種全熱交換型換気システムの心地よさは、本による理論と体感による感性でその大きな差を感じて頂いてます。 知らないと損な内容がある住宅誌だと思う。 平澤建築事務所 平澤　政利

海に近い西区の高台にて、建て替えでありますS様邸が26日に上棟しました。 この敷地はしっかりした支持層のある地盤です。 新潟市内では数少ない強い地盤と言える土地である。 その地盤に耐圧盤一体打設の外断熱の基礎を設けて、TlP構法で建築します。 研究熱心なS様は涼温な家を分析、納得され進んで来られました。 理論は重要です。 しかし、本当に心地いいかどうかは、感性での決断が一番であると平澤も思う。 空気感のいい温熱環境を持つ涼温な家は、気管支炎や花粉症の方、臭いに敏感な方や暑さ寒さに苦手な方には本当にお薦めの家と断言出来る。 土台敷きは先週末に行っており、26日の朝からは柱を建て始める。 夕方には無事、屋根の棟木まで上がった。 予め下拵えをして搬入されたTlP構法の斜め桧パネルは夕日に誇らしげに映えていた。 ご覧になられた奥様よりは感動の言葉を頂いた。 木の家を売りにしている建築の会社は多くありますが、これ程、国産桧に包まれた木造建築は限られていると、強さと共に自負してます。 適材適所のバランスの取れた力学的構造でなければならない。 構造体の呼吸も考慮した木の家です。 そんな期待にしっかり応える、力強く、美しい温かい家を完成させます。 【3月26日夕方の写真】 【3月27日夕方の写真】 平澤建築事務所 平澤　政利

中央区のT様邸が完成した。 登記、家屋調査、建築完了検査も前もって終了済みとなっている。 T様は3月23日に引っ越しをされました。 ニュース等でも報道されてますように、3月は引っ越しがなかなか出来ないほど予約が集中します。 一年を通して最も人の移動が多い月です。 三月は引越し業者の予定に合わせなければ引っ越しが出来ないのが現実。 それも数ヵ月前からの予約が必要です。業界の慢性的人手不足も拍車を掛けているとの事です。 契約工期より早めのお引き渡しです。 工期短縮は、機動力と気迫と段取りの連係プレーにある。 更にそこに天候を加味しなければならない。 2月の新潟は雪が降る。 キビキビした行動を必然的に求められます。 特に今年の新潟市内の降雪が多くあり、現場は混乱した時期もあった。 無理だと思われていた工事が一部の外構を除き、皆の頑張りにより完成させる事が出来きました事に平澤からも心からお礼を申し上げます。 上品でリッチで楽しい、涼温な家が出来上がりました。 平澤建築事務所 平澤　政利

また、体感ハウスのことを書きます。 私共の体感ハウスへの宿泊の方々の多くは休日前の夕方に来場されます。 一度、日中の体感にお越しになられている方が大半ですが、初めて体感のご家族もいらっしゃいます。 お越しになり、まずは皆様方は居間や食堂、洗面脱衣室浴室の温度差無しの温かさを確認されます。 その後、床下の温かさや綺麗さも見て頂きます。 そして、二階に上がりまして、今まで造り続けてきた住まいの住宅模型達にビックリする。特にお子様は興味津々で覗きます。 かなり楽しい世界だと自分でも思います。 二階奥の寝室にもエアコンが無いのに温かな快適を直に実感します。 床暖ではあり得ない心地よさに感動されてます。 体感されていない方は疑うかも知れないが事実です。 小屋裏のエアコンでここまで全館を快適にしているのだと誇りを持ち、この涼温な家づくりに取り組んでいるのです。 三階はジオラマの世界となってしまった。 また、屋根を見下ろす露天風呂は人気もので、五頭山の景色を見ながらの入浴は格別です。 そんな楽しい中で住まいに求めるべき住み心地を確認されています。 皆様楽しみながらの宿泊体感です。 ご都合に合わせ宿泊をしてください。 お申し込みは前もってであり、一日一家族限定宿泊です。 早めのご予約がお薦めです。 平澤建築事務所 平澤　政利

今年も千歳大橋たもとの県庁の森に現場確認の後に寄り道した。21日の午後です。 写真の通り、雪割り草が開き初めてました。 カメラ持参の家族も嬉しそうに花を撮影していた。 雪に耐えて、雪融け一番に咲く雪割り草の小さな花は愛しく思える。 毎年、同じ行動パターンの平澤ですが、身近な県庁脇で見れる雪割り草はお薦めです。 意外と知られてないスポットでもあります。 今週末頃が見頃となりそうです。 車は県庁裏の駐車場に置かせて貰うといい。 3月29日の午後の写真、今が満開です。 平澤建築事務所 平澤　政利

寒かった今年の冬。3月になっても暖かい家を求めて体感ハウスに問い合わせが続き、そして来場されています。 平年の3割り増しの来場者です。 しかし、激寒の2月は大変でした。 お湯が出ない。 エアコンの温度が上がらない。 室外機の周りが凍結している。 屋根の雪が心配だ。 等などの多く対応に追われ、四駆のダットサントラックに乗りフル活動でした。 その対応の中に、いくつかの平澤なりの改善課題の学びがあった。 そして3月。 頻繁に体感ハウスに訪れるお客様が続いている。 そして有り難い事に、涼温な家にお住まいのお客様よりの紹介ですと申込みされましてお越しになります。 皆様、体感ハウスに入り、共通の言葉をおっしゃいます。 それは 空気感が違う。 心地よさが違う。 爽やかだ、今まで見てきた暖かさとは違うと。 そんな感動の声がある3月の体感ハウスです。 平澤建築事務所 平澤　政利

先日、Y様邸の完了検査の終了と、その後にお引き渡しを行いました。 １週間程前から換気システムが稼働してます。 エアコンもONにしており建物に柔らかな温かさの馴染みをつけて行く。 外気が暖かくなって来てる事もあり、スムーズに全館適温となり、とても心地よい。 完了検査では、多くの建築を見ている検査員もこの空気感には高い評価のつぶやきを耳にします。 またY様からは、包み込むような優しい温かさと仕上がりに感動されて下さいました。 建築に携わる者として何より有りがたい言葉です。 こちらこそ、ありがとうございます。 インテリアセンスも高く評価して頂きました。 更にアプローチや外物置の配置、デザイン、そして山の景色として演出の植栽にも自然的と感動を頂く。 庭師平澤としてとても嬉しい事です。 このように、思いを込めた涼温な家のお引き渡しがまた一棟出来ました。 感謝です。 平澤建築事務所 平澤　政利

先日上棟したN様邸の屋根工事が順調に進んで、昨日の午前には屋根完了を確認した。 同時に壁外張り断熱工事も進み、明日は断熱樹脂サッシが取り付きます。 お客様は近所に仮住まいされておられまして、工事の進行を日々、現場に立ち寄られているとの事です。 特に今までのTlP構法の桧斜め材やガセット、桧4寸角の土台と柱の香る木造建築の現場に感動されていた。 工事進行は全業者の連係プレーです。 それぞれの業者では、他社の工事を複数同時に抱えて動いているはず。 スムーズに工事が進む事とは、相互の理解と協力なくして成り立たない。 緊張感の真剣勝負の工程管理である。 信頼関係は緊張の中にも質の高い現場進行となって行く。 この度のブログに添付した写真も職人からの現場報告写真です。 アングルも美しく、綺麗ないい写真であり、直にお礼を言った。 皆さん全般的にカメラアングルセンスが上達しています。 現場はいきもの。 日々、刻々と成長している。 職人からの工事進行報告写真は複数の現場管理の平澤にとってはとても助かっており、大感謝です。 あらゆる連係が、平澤建築事務所のスリムかつスムーズなる工事管理を成り立たせている。 平澤建築事務所 平澤　政利

TlP構法の桧斜め張り板から漏れる光を撮影したく、久しぶりに現場のライトアップを行う。 建物の見えなくなる耐震の美しさでもある。 狙いを定めて、日の沈む時間を待ちます。 程よい暗さが必要なのだ。 プロのカメラマン撮影に同行していた時に見た撮影チャンスから、暗くなってくいる数分の時間しかない事を知っている。 そのタイミングを狙って待つのは結構ワクワクするものです。 撮影日は11日、日曜日の夕方6時20分、快晴。 三脚でカメラを固定し、レリーズをセットして求める光のタイミングに合わせ、露出は手動にする。 建物と夜空の一番美しい一枚を納めたい。 寒さを感じながらカメラを覗く。 どんどん暗くなって来ると慌ただしくなる。 その6時20分がシャッターチャンスとなった。 息を潜め獲物を狙うハンターです。 何十枚と写真を撮り、その中のいい一枚を選出する。 自分なりにまあまあの写真が収まるととても嬉しくなるものです。 満足しながらにトラックに乗り込み帰社する。 その写真を添付しました。 プリントしてみるとさほど自慢する写真ではないが、美しい木造建築は伝わるのではと自負してのブログです。 平澤建築事務所 平澤　政利