2014.09.30
貫くこと
今日は、思っていることを書かせてもらいます。
ブログとは、人格・人間性が必ず現れるもの。
現場進行報告より、その人の考え方や見方についてのブログの方が、私的には味わいを感じる。
無理に書かなくてはと考えるだけでとても疲れるし、書けないものであることは大いに体験している。
つぶやくのは楽なはずです。
自分の思い、生き方、家づくりの考え方、そしてそのご家族が住むことによって広がる幸せ。
力まずに書くことがいいのかもしれない。
信じていることを貫き通すことは、それなりの勇気と努力が必要となってくる。
必ず何がしの障害や波風は起こるもの。それに合わせて大義まで変えていては、場当たり的な生き方と何ら変わらない。
自分は家づくりをしている工務店の経営者である。
私共でつくった家に住むご家族が、いかに健康で、くつろぎのある時間を過ごせるかを、心から思う仕事をやり切っているか、自問自答である。
恥ずかしいことですが、まだまだ改善すべき事が多々ありきです。
設計段階、工事管理の段階、そして仕上げチェック段階の中で、経験と技量は大いにものを言います。
この全ての段階で強く求められるものは、その家にどれだけ大きな愛情を持って行動しているかで、見える景色はまるで違ってくる。
見える人と見えない人が出て来るのです。
とことんそのご家族を、つまりは家を大事に思うと、今見えないその先まで見えて来るもの。よって、先手を打って問題発生を未然に防ぐことにもつながる。
それには、リーダーと言われる人が社員、職人の何倍の働きをしているかに尽きると思う。
社員はその背中を見る。リーダーにはロマンを持っていることが必要不可欠だと思う。
リーダーに惚れ込んでこそ、会社が一体となるのである。
つくっている家に対して愛情をいっぱい注ぎこむ。それと同じ位に社員を大切にすること。
それは大善でなければなりません。小善は、その場つくろいになり、大義に進めない。
企業理念は自分自身との格闘の中、そして盛和塾の学びにより不動の内容となりました。
お客様を第一にするために社員を幸せにしなければならない。
それが、経営者の存在意義であり、企業発展はそこに生まれると信じています。
それらを貫き通してつくる、この「涼温な家」は、世のため、人のために大いに寄与する家である大義ある家。
この良きことを、さらに広めてまいります。
思いのまま一気に書いた今日のブログは、力まない方が良いと言っていながら、ついつい力が入っている事に気付きました。
平澤 政利