2022.04.29
骨太の家上棟
断熱含め200mm立ち上がり基礎に標準の桧4寸土台、柱構造が今では太く見えます。
建築基準法構造において、細長比で必要最小断面が記載されており、それ以上の太さであれば合法です。
加えて合板等面材張る耐震が今では一般的となっており、バランス良く固める事で「耐震等級3」が3寸5分柱であっても構造計算により証明する事が出来ます。
しかしながら、4寸柱が過剰太さとは思えません。
私共は、一貫した国産桧骨太構造の家として柱と土台、桁の横架材部に強固な剛性をつくり、合わせて引き抜き強度を持たせた筋交いと共に構造は4寸柱の指定桁太さが条件となっています。
2年前の3月に危機を予感し行動、木材問屋にて仕入れ購入を行なった。
一定量の在庫をもつことにリスク在庫と笑われました。
しかし、今では金額を抑えた安定供給体制保持となっており、ウッドショック影響を最小の見積契約実現に評価され、当時の仕入れをお客様に還元出来る事に嬉しく思う。
27日の建て方開始日は、幸い雨も降らず前段取り効果とキビキビした動きで一気に進みました。
『国土交通省大臣認定TIP構法』は木造在来建築構造に呼吸を促し、耐震剛性、粘りを加える構法。
創造的改善工夫により効率は努力進化してます。
平澤建築事務所
平澤 政利