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2014.06.23
日曜日の体感ハウス

昨日の体感ハウスは一日中賑やかな声が響いていた。

午前10時に来場されましたO様ご家族は、涼温換気のトータルを熱心に耳を傾けていた。
説明をしているのは佐藤である。素直な話はこちらから見ていても気持ちがいい。
私は小学生のお姉ちゃんを連れて、体感ハウス内を冒険して廻る。特に事務所上部の吹き抜けに設けられているキャットウォークの橋は人気で、何度も渡る。
下を見ると事務所内が一望できる。普通、この高さと下の見えるスノコ状の床は怖がる人が多いが、お姉ちゃんは楽しそうに行ったり来たりしていた。

O様も今まで多くの住宅展示場をご覧になられたと言う。
また、知人が建てられた自然素材のこだわりの家も見ていて、その知人からも住み心地が良いと進められた経緯もある。しかし、O様が思う温熱の考え方と換気のやり方とは首を捻る部分が多々あるとおっしゃられた。
そして、何年もの時が過ぎた。

ようやくここに来て、温熱環境そして換気に目を向ける人達が広がりつつある事を実感して嬉しくなり、また健康的な家づくりが広がっていく将来に一役を買っているのだと思うと、微力ながら誇りに思う。
2時間半を超える話に今までの展示場では無い空気を感じて頂いたと思った。

午後にいらっしゃったM様ご家族も涼温換気の家を真剣に考えられ、とても惚れ込んで頂いている。そのプランの打合せである。
限られた土地にご家族の要望をいっぱいに落とし込む。廊下をつくらない分、居間を始めとするそれぞれの内部は広く出来る。これも涼温な家の大きな特徴でもある。
またM様は、現在私共で工事中のT様とも大の仲良しでもあり、工事進行の話も直接お聞きしているとのこと。
広がり方はゆっくりかもしれないが、良い物は必ず伝わっていくと信じている。

夕方は入居済みのT様邸に訪問。外構のレイアウトの打合せを現地でイメージプランを引きながら行った。
日曜日は相談事が多いが、楽しい時間である。

平澤 政利