6月25日の松井修三氏のブログを読んで頷いた。
テレビ番組の司会者は、番組の流れをつくって進行する。
そして番組の最後に内容を取りまとめ、自分の言葉でコメントする。
締めの言葉は、その番組の品位にもつながる大切なものでもあると言える。
その最後のコメントが、コメンテーターに成り代わって要を突いた内容にてブログに掲載されている。
昨今、健康住宅という言葉のオンパレードの様相さえ感じます。
全館空調のシステムでは、松井修三氏の言葉通り、各部屋には排気口ではなく直に冷暖房の空気を注ぎ込むやり方の給気です。
つまり、室内の浮遊している粉塵の中に換気、給気を入れ込むものです。
その給気により温度コントロールをします。
最近注目されるエアコンには、PM2.5をほとんど除去する機能付きの製品もあります。
考えてみて下さい。
これも室内の粉塵を除去して、また室内に吐き出すものです。
外から入って来る粉塵対策がされて無い事や、メンテナンスの話がされていない。
涼温な家では外張り断熱とし、C値を0.2c㎡/㎡位としてバランスのとれた室内排気により、浮遊粉塵をその部屋ごとに排出します。
その排気量分が、センターダクトより気流を感じることなく各部屋に届く。
そのセンターダクトに入る外気は、掃除しやすいフィルターボックスにより綺麗な外気として家の中に導き込んでいるのです。
これが世界でも類を見ない革命的な換気システムであるのは、排気、給気経路を見れば一目瞭然にご理解頂けるはずです。
自分に合う健康住宅とは何か?
それは、自分が最も気持ちのいい住み心地の家。
赤ちゃんやご年配の方々も、理屈抜きに気持ちいい家なはずです。
よって、体感したその心地良さが健康住宅を求める大きな判断基準になると言い切れます。
目を閉じて、その玄関ホールで、または洗面所で深呼吸をしてみて下さい。
「健康住宅」の真髄が見えるはずです。
赤ちゃんは言葉では伝える事が出来ないが、「涼温な家」を求めていることの本能に気付いてあげたいものです。
体感ハウスにお連れになられた時の、赤ちゃんの健やかな表情を改めてご覧下さい。
住宅展示場に連れて行った時との表情の違いに、健康住宅の本筋がご理解頂けることでしょう。
以上、こちらは平澤のコメントでした。
平澤 政利