新規来場のお客様プラン作成である。
来社された翌朝は爽やかな晴天。思わず朝日の入る土地を見たく、6時と早かったが購入予定造成地に向かう。
敷地中央に立ち腕組み、住まいを構想。
陽の入り方や家の中から見えるロケーションをリアルにつかむ。
その様子は近所の人から見れば確かに不審者に見えるかも知れない。
紙は持たず頭で構想記録です。
水路向こうの道路騒音確認、冬の北西風通りも見極める必要がある。
遮音性、気密断熱の高い家だからこそロケーションを取り込みながらのびのび快適設計出来る。
土地を見ずデータ寸法、道路幅、方位、報告写真で家をプランしてしまう設計者がいるが、五感の入り込んだ家がいい。
周りの環境を受け入れ要望をイメージするのは楽しい。
平澤建築事務所
平澤 政利