棚田風景は、新潟平野では見かける事は出来ない。
津南のヒマワリ畑を見に行った時、松代に向かって走っているときの棚田を目にした写真です。
その棚田は、豪雨時では治水効果などもあり、地域に多くの恩恵をもたらしていることも認識しなければならない。
日本の原風景の素朴ささえ感じます。
眺めていて率直な疑問を感じた。
田んぼのあぜみちに雑草が生えていないのである。
見ての通り、綺麗に草刈りがされています。
除草剤を使用しての薬品除草で無いことは、枯れた草が立ち残っていない事でも分かる。
汗を流して、草刈りを早めに行なっているのです。
あまり綺麗になっているので、作業していた農家の人に聞いてみた。
そうしたら、草刈り機で刈っていると当たり前の様に話す。
美しい棚田となっている風景に対して、そこで暮らしている農家の人達の自然な作業に敬意を表したい気持ちとなりました。
米づくりを大事にすることが、山の風景を美しくしている。
ご飯を食べる時に感謝の気持ちで頂きたいものです。
平澤 政利