昨日、一昨日と、お住まいのお客様を訪ねた。
雪解け後の残工事が進行中のT様邸宅。
そして、住み心地改善リフォーム計画中のM様邸宅。
共に少しの間があった事もあり、話が弾む。
私の目を引いた桜の生け花を撮らせて貰う。
後でアルバムを振り返ると、花を楽しむ二軒のお宅とも共通点を感じた。
それは、山桜等の質素で控え目な花を上品な花器に生け、さりげない場所で楽しんでいる点である。
こちらはリビング桧床板の上に、直置きである。
すぐ上のブラケットはエジソンランプで、省エネで有りながら昔風を醸しだしている。
T様は開口一番に「快適です。」とおっしゃってくださった。
暖かいご家族の素敵な生活の楽しみ方が伝わります。
一方、これから改装を計画しているM様邸宅は、写真の通り玄関に花器を置き、無造作な感じで生けてあった。
これが、心地よく人を迎えてくれる雰囲気を演出しているのだ。
古民家の玄関先の桜には、私も和みました。
共に時を、花を、今を、精一杯楽しまれている。
自然体の中でです。
微笑ましいと思いました。
平澤 政利