昨日も3人のお子様と知的なご夫婦が、体感ハウスにいらっしゃいました。
この空気感をとても気に入って頂いた。
子供達は2階の棚いっぱいに並んでいる住宅模型に興味を示し、まずは屋根を外して2階を覗き、さらに2階を外し1階の部屋、浴室を見る。
この好奇心が全ての原点となる。
のびのびした元気のいいその行動は、見ているこちらも嬉しくなる。
梅雨時の今も、ぜひご体感に来て頂きたいと思う。
外とは温度差も無いが、室内は爽やかさを感じる。
本能的にお子様達は気持ち良さを感じ、初めての場所でも活発に動き回り、自然体になるのだろう。
これは単にデザイン、素材のみではつくり上げることは出来ない世界だと確信している。
何気ないような事に思えるが、不快なにおいが無い。そして、家の中の各所にありがちな、停滞した空気のよどみを感じない。
さらに、エアコン使用時にはその風を感じることなく爽やかなのである。
昨日いらっしゃったご家族は、SA-SHEの家にお住まいの方と知り合いとのこと。
話してみると、さらに涼温換気の家にお住まいの方々もご存知という。
涼温な家は必ずきっちりした外断熱であり、C値が0.2c㎡/㎡程度の気密住宅である。
C値測定に一喜一憂をすることも無いが、0.2c㎡/㎡か0.3c㎡/㎡くらいの方が計画換気しやすい。
断熱性と気密性を高めると省エネ性は高められるが、遮音性も同時に高まる。
それを確認して頂くため居間のTVの音を上げ、脇の道路から実感して頂いた。
帰り際に、実は住宅展示場を1年以上も廻ったとおっしゃっていた。
しかし、しっくりこなく決め手がなかったとのこと。
子供達がのびのび育つ、いい空気の家を建てて頂きたいと思った。
平澤 政利