一昨日の続きブログです。 こちらは近畿職能大学校において行われたTIP実物大耐震試験写真です。 大型の起震機により1から震度7迄の激しい揺れを発生再現します。 最後は震度7の揺れを繰り返し発生させ、5台の動画カメラ、コンピューターへデータ記録。詳細分析の資料となる。 TIP実物大試験体土台のみをしっかり固定、試験体最上部には自重積載荷重として1m2当たり1t、合計2tを載せてゆらす。 勿論自立状態としてあります。その条件において繰り返しの大きな地震力が加わる。 動画データ収集記録と共に貴重な自分たちの耐震確信立ち合いでした。 横架材と柱端部固定の剛性高めるガゼットプレートは指定釘所定位置に計算された本数を打ち固めます。 筋交い端部クリアランスは集中的外力圧縮筋交い破壊阻止同時に張り筋交いとして耐力を発揮させる今までに無い画期的構法である。 木きずり隙間は構造呼吸を補佐し、揺れ動きには合板との効果差をしっかり見る事が出来た。 外張り断熱とTIP斜め張り隙間は壁体内呼吸を促す耐震で相性がよい。 平澤建築事務所 平澤　政利

今さらですが住まいとして信頼の木造在来工法の家。 木軸組の自重及び積載荷重対応の上耐震、耐風の建築物にします。 躯体内呼吸を止めないつくりは理に敵っている。 尊敬する熟練職人は木の性質を見極めます。 以前のブログにも有りますが、日本木材技術センター等における面内せん断試験及び実物壁耐震実験にて性能確認のTIP耐震構造。 東京工芸大学上西名誉教授、更に現役教授の立ち合いのもと、地震エネルギーに耐える実物大実験は激しいものであり、通常体験することのない貴重な事でした。 上西名誉教授の著書一部です。 2020年5月、国土交通大臣認定となりましたTIP耐震構法。 多くの提出書類と多くの時間と指導のもと、ようやく潜在的耐震付加強さを認めてもらった認定です。 とても嬉しく受け止めてます。 木造軸組耐震保持相性の良さを改めて見て欲しい。 平澤建築事務所 平澤　政利

現場帰り久しぶりに紀伊国屋新潟店に立ち寄った。 有料駐車場に車を止め、そこから歩きエレベーターで5階に行く。 今時アナログ的行動であると自分でも思う。 建築書籍コーナーに行き広い幅の本をじっくり眺めます。 書店の雰囲気で何気なく見つける掘り出し本散策は楽しい時間。 アマゾンの世界では、売れ筋本ランキングでリアルタイムの順位が表示され購入も簡単です。 私にとっては、本のランキングよりも棚にある興味本を見つけ出す事が楽しい。 そして気に入った複数の本をまとめて買う。 帰り道、程よい本の重さを片手に感じながら駐車場へ。 家のベッドで読む時は、必ず猫が寄り添い脇で眠る。 そんな読書です。 平澤建築事務所 平澤　政利

住宅雑誌の住まいネット新潟が9月30日に発刊された。 新潟の家づくり雑誌として定着、紙上完成見学会新潟の建築実例集はいながらにして各社それぞれ建築カラーが感じられ、家づくりアクションの参考となっている。 私共のページではいつも空気換気の快適写真掲載です。 昨年から工事が進み今年4月にお引き渡しのK様邸です。 ご家族の楽しそうな笑顔が、爽やかな住み心地の空気を物語っている。 平澤建築事務所 平澤　政利

芸術文化会館にて県展参与、委員作品展が開催、9月27日午後には5階能会場でトーク対談が開かれた。 県展愛好家達が、戸張公晴参与、中野雅友委員のトークを観客席間隔を取り、新潟の美術現状を幅広く切り込む本音トークを聞く。 戸張公晴様とは、ご自宅の大規模リノベーションを15年程前に行い、以来親しくお付き合いをさせて頂いております。 大学教授を退職された現在は、美術振興に精力的な活動をされてる。 帰りに委員、参与作品展示会場で改めて観賞をした。 平澤建築事務所前庭にあるこのオブジェは戸張公晴様の作品です。 雨の濡れかたで表情が変わるのが好きです。 平澤建築事務所 平澤　政利

ダイキン販売新潟営業所を訪ねた。 打ち合わせブース脇に間もなく発売される熱交換換気本体展示が目を引く。 コロナウイルスの新たなる展開提案。 あえて見える壁面に取り付けたり、又は天井露出付けにして快適換気の後付け作戦のダイキン一種全熱交換換気の新たな機種である。 店内の空気改善として注目されると思います。 勿論エアコンは別途必要。 ブラックを基調カラーの見せる熱交換換気である。 ダクティングもあえて露出提案。 熱交換率は残念ながら低い為我々の住まいづくりには採用しがたいが、コロナウイルス対策において店舗熱交換は健康とエコ換気ニーズに応える商品と言える。 平澤建築事務所 平澤　政利