2018.12.11
住み心地は質の時代へ
快適の文字が建築業界に氾濫してます。
また、数値競争で自慢し合う。
我こそがナンバーワンとばかりに省エネをアピールする。
今や断熱性能を追求するのは当たり前の時代。
住み心地ではどうだろう。
省エネを前面に出す住宅の計算では居間、台所、食堂、寝室、子供室の居室と言う部屋のみを暖房、冷房する事でよしとなっている。
つまり、継続して人が居ない居室以外の場所の定義とは、玄関、廊下、トイレ、脱衣室、浴室、クロゼット、階段室であり、この場所は冬寒く、夏は暑くても良いとされている。
上記の場所も温度差、淀み、臭い無く心地いい方が人は必ず活発に動きます。
それを踏まえてエネルギー熱量論議の言葉としたいものです。
健康寿命を伸ばす綺麗な空気の安心の家がいい。
住み心地の質を比べる時代てす。
平澤建築事務所
平澤 政利