寒い年末年始には、体感ハウスを訪れご体感されたり、ご宿泊予約をされる方々が増えています。 また、夏の時期にご宿泊された方が冬の住み心地も、と改めてご体感にいらっしゃいます。 空気感を感じにお越しになっています。 それは住み心地と繋がる大事なことです。 温度ムラのない家は、特に小さなお子様や年配の方々には、体への優しさが理屈抜きに頷けると確信しています。 この時期にあえて言いたいのは、涼温な家は陽気のいい春と秋の時期が、更に快適だと言うことです。 爽やかと言われる外気から、悩まされる花粉や黄砂、粉塵等を除去しています。 フィルターを通して入る家の空気は、ご家族の健康を更にサポートする事に繋がる。 数ヵ月で真っ黒に汚れたフィルターを見れば頷ける筈です。 第一種全熱交換型換気システムでは、温度の熱交換だけではなく、改善されている湿度まで交換しながら、空気を入れ換えています。 特に、梅雨時は実感できる筈です。 冬場の洗濯干しでは、北側に位置している脱衣洗面の物干しスペースでも、吊るしておくだけで楽しいくらい洗濯物が乾きます。 この事は、ホームページ【住み心地感想】をご覧になりますと、お客様の書き込みからもご確認できます。 室内干しでも臭いが付きません。生活臭の無い家ですから。 冬暖かい家は、あまりにも普通になっている時代です。 臭いも温度差もない、心地良さの空気がある家が求められています。 涼温な家はまさに「四季快適」と言えます。 平澤建築事務所　　平澤　政利

昨年末から今年にかけて、Ｉ様邸の気密測定、風量測定を行なった。 引違玄関戸の仕様の家で、Ｃ値は0.3c㎡/㎡となった。 高気密な外張り断熱で包まれた涼温な家は、冬場の隙間風に悩まされるがほとんどなく、計画的な換気システムにより、臭いや温度差、結露、空気淀みも生じない。 正月中に、新年の挨拶廻りで親戚宅や知人宅を訪れることも多かった。 今年は雪もほとんどなく、まだ冬本番という感じもしないが、もちろんそれぞれの家では暖房機がフル稼働している。 我が家も含めて、石油ファンヒーターの家は多い。 局所暖房で、家族が集まるリビングは暖かいが、廊下やトイレは取り残されている。 トイレや脱衣場に小さな電気式のファンヒーターを置いている家も珍しくない。 そして、結露が発生している。 窓ガラスの結露に関しては、見て見ぬふり状態で、冬だからしょうがないと諦めているのだろう。 新潟の人にとっては、「冬＝結露」の図式が当たり前になっているのではないかとすら思える。 昨年の１２月に体調を崩した祖母は、正月中も特別養護老人ホームで過した。 せっかくの年末年始を自宅で過せないことを申し訳なく思ったが、改めて我が家の温度差を考えると、かえって施設で過した方が安全なのではないかと考えたほどだ。 涼温な家は、介護を要する高齢者のいるご家庭にとっても、理に適った住まいである。 温度についてもバリアフリーであり、各室から発生した汚れた空気や臭い等も拡散されることなく排気される。 住む人達が幸せになることで、家全体の雰囲気も明るくなるはずだ。 断熱・気密・換気は住み心地に直結する。 冬になると毎年、昔ながらの我が家と涼温な家の性能の違いを肌で感じながら、改めて考えさせられることが多い。 平澤建築事務所　　佐藤　吉行

2017年がスタートしました。 平澤建築事務所も今日から新たな１年の始まりです。 昨年末のブログでは、お客様方や各業者様への感謝の言葉を述べましたが、2017年も多くの方のサポートを頂くことになることは変わりません。 建築は各職人や材料メーカーなど多くの人達によって創られるものです。 私達だけの力では決してカタチにはなりません。 正真正銘のチームプレーなのです。 平澤がつくり上げ、進化を続けるこのチーム体制は、他に類を見ないと改めて感じています。 正月休みに同業種に携わる友人達とも話しましたが、皆がこの「チーム平澤」については驚きの言葉をあげていました。 これ程に強力なサポートを頂きながら仕事ができることを当たり前に思わずに、そして、これに甘えることなく自分の姿勢を正さなくてはなりません。 平澤の背中はまだまだ遠く大きいですが、追い付け追い越せの気持ちで、１日１日を真剣に生きて、日々成長し続けられる人間でありたいと思います。 新たな気持ちを持って１年のスタートです。 平澤建築事務所　　佐藤　吉行

住宅展示場では、正月休み向けの集客イベントが盛んに開催されています。 お子様が喜びそうな企画である。 それぞれの住宅メーカーの玄関正面には、省エネ、ゼロエネ等の惹かれる言葉が並んでいます。 しかし、その言葉を疑いたくなるような数のエアコンの室外機が、建物裏側にあることをご存知でない人が未だに多いことも事実です。 家の省エネ性能は、営業マンの話と裏側の室外機の数を加味してご判断されるべきと、今さらながら申し上げます。 この写真は、表に仮面ライダーのイベント看板が出ている住宅展示場の裏側公園です。 こちらを試しにご散歩なさることも、これからの家づくりには必ず参考になると思います。 決して無駄な散歩ではないはずです。 平澤建築事務所　　平澤　政利

元旦の一番の楽しみは、お客様から頂きます年賀状を拝見する事です。 数百通に及ぶお客様の年賀状には、住み心地等の言葉が書き添えられて来ます。 そのコメント１つ１つが、私にとって宝のコトバです。 十数年前に建てたお客様方からも多く頂いております。 嬉しい限りです。 その多くの年賀状には、ご家族の近況と感謝のコトバが書き込まれています。 この様な年賀状を頂いていると話しても、同業の経営者達には信じ難い事らしい。 その有り難いコメントから、家の住み心地が見えて来るような気が致します。 実際の年賀状を本当にお見せしたい位感謝です。 以下、年賀状に添えられたコトバのみを列記させてもらいます。 ・快適です。 ・暖かい家をありがとうございます。 ・心地がいいです。 ・幸せを感じています。 ・平澤さんとの出会いに感謝しています。 ・ペットの臭いが無く爽やかな暖かさが嬉しい。 ・いい家の住み心地最高です。 ・体調が改善されました。 ・気持ちいい空気の中で生活しています。 ・元気な男の子が産まれました！ ・快適な生活を送っております、筍の季節には是非お立ち寄り下さい。 ・新居の完成楽しみにしています。 ・娘が二十歳になりました。 ・今年も窓拭き掃除ありがとうごいます。気持ちよく正月が迎えられます。 等々、写真付きで一言書き込んでいただいております。 まだまだサポートが不足なことを反省し、具体的な改善を進めます。 そして、より良い関係構築に努力致します。 毎年、年賀状に元気を頂いております。 ありがとうございます。 お返しを精一杯する所存です。 平澤建築事務所　　平澤　政利

新年明けましておめでとうございます。 2017年のスタートです。 各現場に新年が来ました。 年末の掃除完了と同時に、しめ縄飾りを付けて共に新年を迎える。 それぞれの現場の正月です。 26日に建て方をした家。 気密測定完了。写真右側は外物置スペースとなる。 正面壁と中庭外壁は全てタイル張りの家。 完成し温度分布を調べている涼温な家。 こちらは正月明けより基礎工事がスタートします。 この年期の入った桧断熱扉は事務所の玄関です。 16ミリペアガラスを桧材でサンドイッチしたオリジナル作は年月を感じさせます。 ドアクローザーで引っ張るだけなので気密性能はやや落ちている。 取手は梨の枝です。 こちらは体感ハウス玄関です。 皆様方のお越しをお待ち致しております。 新たな始まりは清々しい。 今年も思いの強さを有言実行で形にして行きます。 平澤建築事務所　　平澤　政利