2016.08.14
引き続きの内見会と2棟のお引渡し
本日はT様邸宅にて内見会をさせて頂きました。
暑い中、涼温な家をご自身で体感してみようと、11日同様に多くの方々がお越しくださいました。
お盆休みの中で、流れが変わることを実感しています。
涼温な家の温熱環境は、どのような間取りでも小屋裏から床下まで快適で爽やかとなるのが最大の強みです。
長い経験と数多い実績が、この素晴らしい空気感を確立させる。
是非とも、他社と比べて欲しいと言えます。
センターダクト配置方法と、排気ダクティング、各所の排気風量設計、それと外断熱性能。
あくまでもトータルで住み心地温熱環境をつくる。
最近、すっかり言葉が出なくなってしまっている気密性能、隙間相当面積C値は、住み心地には欠かせない要素であることは変わりません。
逆に、大量供給型住宅生産はC値だけは苦手なはずです。
なぜならば、他の数値と違い一棟一棟個別に気密測定をしなければならないからだ。
多くの造り手から反発が出て、国の基準表示から静かに消えた。
ここが住み心地と連動する大事なエコにも関わらずです。
住み心地の良さを伴った省エネエコハウスは、必ず下記の1つでも漏れては到達できない。
断熱の方法と性能。
隙間相当面積C値。
そして、換気を一体に考える温熱環境の確立。
この3点セットは、切っても切れない重要事項であることを改めて申し上げたい。
それが、住み心地を伴うエコハウスであり、単に断熱材の厚み競争や、UA値(Q値)性能が必ずしも住み心地には繋がらない。
新しい分譲地を購入されて、涼温な家を建てられたT様とは、大きな信頼の中で進んで来ました。
そして、今日のお引き渡しは2週間ほど早い日程ではありますが、引っ越しはともかく、お盆休みをこの爽やかなの中で楽しんで頂きたいとの思いです。
また、11日に内見会をさせて頂きましたH様邸宅も本日の午前にお引き渡しであり、荷物の運び込みの一部を佐藤が手伝って、手分けしての2棟のお引き渡しとなった。
H様、T様共に大変喜んで頂きまして、私共も感謝の気持ちいっぱいです。
ありがとうございました。
本日の内見会場のT様邸宅の土地は、第1種低層住居専用地域であり、敷地裏側には北側斜線制限がある制約の厳しい中でも、小屋裏ロフトはぜひ創ることにすべきとした。
配置と高さを工夫する。
応用編の家づくりは、少し高度で楽しい。
斜め天井とホビースペースが一体となったおしゃれな寝室。
コーナールーバーもアクセントとして効いています。
カラーリングは空間の善し悪しを決めてしまうほど大事な要素です。
リビングには幅2.7メートルもある、平澤オリジナルデザインの空中造り付テレビ台が部屋の品格を上げていると好評。
さらに隣接の和室では、半畳ヘリ無し畳を市松敷き込みとしています。
天井はタモ突板3尺角品を市松張りとして、和モダンのくつろぎの世界です。
住まいは、高性能なエコと最高の住み心地が濃縮している、デザイン性の高い家がいいと思う。
平澤 政利