久しぶりに盛和塾例会の学びを書きます。 本日は、あの日本航空の大西会長を新潟にお招きしての勉強会です。 経営破綻した日本航空の再生に、当時、稲盛和夫塾長が日本航空会長を断り切れない勇断として、三年間と期限を切り、その任務を無報酬にて引き受けられました事は記憶に新しいところでもあります。 それは想像を絶するものであったことは、私でも感じ取ることができる。 何故ならば44万人の株主の株式を紙切れにして、5,000億円の債権放棄が行われた上で、再生への道のりを進んだのですから。 更には、15,000人にものぼるリストラの血の出る決行。 大西会長の講演では、外科手術である経営構造改革と、内科手術の意識改革によって日本航空の再生が行われた。 全社員の意識改革、何よりもリーダー、幹部社員の経営意識欠落に対する意識改革が、いかに大切な事であったかを話されました。 稲盛塾長はただ一心、日本の経済に及ぼす悪影響を回避すべきことが頭の中によぎったと後で話される。 残った三万人を越える日本航空社員の為にも、利他の心で決断、行動されました。 79歳の塾長にとりまして、どれだけの重荷か想像を絶します。 稲盛和夫氏が心血注ぎ込み、まさに、僅か三年という奇跡としか言いようが無い時間にて再生を成し遂げた事は、皆様ご承知の通りです。 その凄まじい再生への道のりを、稲盛和夫会長と共に、そして破綻後、稲盛和夫会長より任命され、日本航空社長として大尽力をされてこられた方が大西現会長なのです。 世界大会では何度かお会いしていますが、このように新潟にお越し頂き、講演をお聞きする事はとても光栄な事であります。 今回は、県外塾生もその講演を聞こうと大変多く出席されて、いつもの例会の倍の出席であった。 更に、懇親会ではお酒を飲みながら話をさせて頂きました。 盛和塾ならではの素晴らしい時間です。 大西会長より、リーダーのあるべき姿をしっかり学ばせて頂きました。 感謝です！ 平澤　政利

日々書き込んでいるブログについて、お客様等からお言葉を頂く事が時々あります。 仕事以外のあちこちでのウォーキングや、自分の思いを書いたりもしていますが、何気ないブログの方が声をかけられるケースが多い。 ブログには、その人の個性や性格、思いの深さまで出てくるものである。 平澤のブログには勿論、建築の知識、技術、デザインも言葉として出てくる。 いい事を並べて綴りたくなりがちですが、それをやってしまうと必ず疲れてしまい続かなくなるはずです。 よって、頑張らず、力まず、ぶれる事なく、決して嘘が無い事が前提となる。 そこに、人間性まで感じられるから。 私共は、家づくりをしています。 ブログは、その建築屋を覗くための一つ方法かも知れません。 営業トークでは無いフィロソフィを感じられるはずです。 合わせて、今までつくりあげて来た作品集を見ると、その建築屋との相性が見えて来るような気がしています。 いずれにせよ、哲学を持って家づくりはすべきと書き込みをしています。 平澤　政利

先日、中学校の同級会が小千谷市内のホテルで開かれ、何年かぶりに再会した同級生と共に語り明かした。 同級生とはいいものです。 少しお酒が入れば、どんな立派な人になったとしてもみんなファーストネームで呼び合う。 東京、遠くは九州からも多く集まり、楽しく盛り上がった時間であった。 現小千谷市長、大塚昇一氏です。 中学の時には生徒会長をしていた、もともとリーダーシップのある温かい人です。 忙しい公務の中でも出席してくれて嬉しい。 タイムスリップの語らいでした。 平澤　政利

15日の日曜日に、施主様立会いの気密測定を行なった。 午前中にはお引渡しを、午後からは打合せを１件控えていたので、測定器のセットは前日に完了させておく。 M様ご家族皆様で来て下さり、機械を目の当たりにして、少し驚かれた様子だった。 確かに、初めての方にとっては、仰々しい機械に見えるかもしれない。 精密機械だけに、取り扱いにも十分な配慮が必要である。 そして、平屋建ての広々とした空間にも、改めて感激されていた。 少し天候が心配だったが、雨も止んで無事に測定を終えた。 C値＝0.1c㎡/㎡　という素晴らしい結果である。 お客様には、C値(c㎡/㎡)で説明するよりも、総相当隙間面積で、全体でこの程度の隙間しかありませんよ、と話すと、自分の家の気密性能の高さにびっくりして、職人達への感謝の言葉を伝えてくれる。 ちなみに、M様邸では、総相当隙間面積αA＝13c㎡である。(約3.6c㎡四方) 奥様の実家が平澤建築事務所のソーラーサーキットの家でもあり、私共の家づくりのことは良く知って下さっているので、高気密の結果はM様にとっても当然のことだろう。 １番に感心されていたのは、現場の空気感だった。 気密測定機には、外気温と室温のセンサーがついていて、内外共に16℃台を示している。 しかし、午前中の雨の影響もあり、外の湿度は90％くらいだったと思う。 ほぼ同じ温度表示でも、室内は高気密性能のおかげで、じめじめした感じがなく、カラッとしている。 体感が全く違うのである。 数値だけでなく、全身で気密性能を感じる日であった。 佐藤　吉行

出逢いは１年ほど前の勉強会だった。 ご夫婦で来場され、一通りの説明の後には、当時進行中であった現場にもご案内した。 体感ハウスのデザインや雰囲気もとても気に入ってくださり、当初のプランから完成イメージを共有しながら、ぶれることなく家づくりは進行した。 気密測定や現場打合せの時には、いつもご夫婦揃って現場へ来られ、その度にカタチになっていく新居を、とても愛おしくご覧になられている様子が表情からも良く分かった。 そして、私共の家づくりに、心から期待してくださり、要望や考えていたこと以上の出来栄えには、常々驚きの声を上げられていた。 間取りや動線、細かな納まりや造り付家具と、目に見える部分が続々と出来上がり、喜びも高まったところで涼温換気が稼動する。 すると、今度は目に見えない空気の気持ちよさを体感することになる。 この両方を同時に感じられるようになると、嬉しさもより一層強くなる。 お引渡しの際には、娘さんもいらっしゃり、ご家族皆様で熱心に、涼温な家の住まい方、メンテナンス方法を確認される。 これから寒くなっていく季節。 今まででは考えなれないような生活のパターンとなるだろう。 初めは慣れない部分もあるかもしれませんが、楽しみながら生活して下さいと、最後にお伝えした。 終始、笑顔いっぱいのお引渡しであった。 佐藤　吉行

最近増えている事の１つに、東京からも事前にご予約されたうえで、体感ハウスにお越し頂くことがある。 昨日の午後も、東京からお越しのお客様と家づくりの話をした。 既に新潟市内に土地を所有されており、その土地に涼温な家を計画される。 平澤建築事務所との出逢いは、【「いい家」が欲しい。】の本からであると言われた。 ハウスメーカーを検討されていましたが、その本を読んで理に適っていると、私共一本に絞り、訪ねて来られた。 平澤のホームページも見て頂き、私共の家づくりを知り尽くしている方であった。 よって、確信を得るためのご来場とも言える雰囲気を感じた。 家族の住み心地を何より大切にする考え方を信念としている平澤と、相性が合うかどうかを見極めにお越しになっていると言っていい。 先日上棟したTIP構法が進行している現場や、内部造作をしている現場、そして、本日お引渡し予定の完成現場もご案内させて頂きました。 私共がつくっている「涼温な家」のイメージが、かなり見えた形となりました。 その場で家づくりの具体的な要望が出て、近くプランを完成させ、お送りすることを約束した。 スケッチプランの絵をこれから描く。 楽しい空気の爽やかな「涼温な家」を。 平澤　政利

先日、コンクリートが打設され、今は養生期間のI様邸宅の現場を撮影していたら、お父様がにこやかな顔でいらっしゃった。 足がご不自由な為、歩行補助車をゆっくり押しての現場見学である。 楽しみなので、時々来ているとの事。 大型重機での杭工事から鉄筋配筋、そして内部仮枠を浮かせて組み立てる一体打ちコンクリート基礎工事と、見ていて理屈抜きに安心感が伝わってくると言う。 建て前の日を心待ちにされていることを強く感じます。 今、TlPのパネル加工が進行中です。 ここ最近、お父様の歩きが活発になってきている様に見えます。 楽しみな上棟が近づいている。 平澤　政利

ロケーションの良い、秋葉区の土地にO様邸宅が上棟した。 通りの多い道路で、行き交う人からも振り返り見られていた。 総二階の大きな涼温な家です。 ご家族皆様は、この完成をとても楽しみにされています。 何度も図面修正を加え、今、最もベストな形で進行する家づくりは設計者としても嬉しい。 夕方、ご家族みんなで上棟となった桧の香りいっぱいの涼温な家の進行を見に来られた。 ライトアップされた家と、嬉しそうなO様ご家族の後ろ姿の写真です。 遠くバイパスからも見え、誇らしく涼温な家は完成に向かい進んでいきます。 平澤　政利 追伸 この写真は、14日の夕方に撮影したものです。 桧のTIP材は、いつ見ても安心感と心地良い香りを感じます。 ３日目の夕方の写真です。 明日から瓦工事の予定となっている。

体感ハウスから500メートルの所に白鳥が飛来して、田んぼの落ち穂を拾って食べているのだろうか。 今の時期、あちこちの田んぼに白鳥が舞い降りている姿を見かける。 白鳥は警戒心が強いので、近づくと飛び立ってしまう。 この写真は、携帯電話のカメラをズームアップして遠くから撮影した。 もちろん、朝のウォーキング中の写真です。 この日は小雨だったが、白鳥には無縁の天気です。 一つ発見した！ 湖の中にいる時や、仲間と飛んでいる時には、常に鳴き声を出してやたらと賑やかであるが、田んぼに降りている時は、どのグループを見ても全て無言なのである。 近所に配慮しているわけではないはずです。 一つの発見を楽しんでいる。 平澤　政利

年末の窓拭き掃除を行なっている。 平澤の家にお住まいのご家族に、気持ち良く正月を迎えて頂きたい。 その一環として、年末の掃除の一部をフォローすべく窓拭きを行っております。 出来る事の継続なのです。 しかしながら、考えさせられる事がある。 年末の恒例行事化になってしまってはいないだろうか？ 本当にお客様が望んでいることを行動しているのだろうか？ まだまだ不十分と反省しているサポートがあるにも関わらず、そんな中では上辺的なサポートではなかろうか？ と、思い込んだりした。 しかし、目的が純粋に、お客様に対して正月を気持ち良く過ごして頂きたいという思いの一点であり、そこに期待的邪心は一切無いのです。 それが、この窓拭き掃除サービスなのです。 よって継続します。 それぞれの家庭を訪問する合計20人の平澤代理スタッフとは、思いと哲学の共有は不可欠な事です。 今年もスタッフ皆さんに体感ハウスに集まって貰い、行動認識、マナー再確認等々を夜遅くまで行なった。 生活している皆様方の家庭の中に入る重さゆえの勉強会です。 そんな掃除のプロスタッフがお伺い致します。 近く掃除日程要望書を添えて、案内状を発送致します。 平澤　政利