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2020.06.11
耐圧盤基礎

建物自重、積載荷重を面として地面で支える耐圧盤基礎。
床束はスラブ面で固定。
白蟻侵入も一体打設で防ぐ。基礎外断熱材には薬品不使用の物理的防蟻にこだわる家づくり。

軟弱地盤での不等沈下防止策では杭が用いられます。
布基礎工事では布部ベース直下に杭配置。
よって、地盤沈下時は布基礎は杭により支持層で支えられ、それ以外は沈下、基礎の浮き上がり現象が発生して、室内大引束石は地面と共に沈下する。

耐圧盤基礎スラブを理解するに鉄筋コンクリート造建物の二階スラブをイメージ。
二階床面をひっくり返しスラブが地面に接する耐圧盤と考えます。
反力が自重、積載荷重。
スパンで支える鉄筋、スラブ厚を計算。
梁となる主筋は連続させ、人通口部はモーメント最少部に鉄筋を切らず設ける。
地盤調査データにて杭無し判断では構造計算が不可欠と考えます。

TIP耐震一体の安心安全の快適を創り上げたい。

平澤建築事務所
平澤 政利