12月6日にアップしたブログ道路工事その2です。
事務所近くで進められている道づくり。
前回ブログから5ヵ月が過ぎた。とてもゆっくりのペースの様に思われるが、軟弱地盤に対する圧縮沈下への必要月日であろう。
住宅地通過の道づくりは騒音、振動を配慮した上で完成をさせなければなりません。
大型発泡材を道路地中に入れ軽量化、盛り土重量による地盤圧迫を軽減、車通過による振動吸収及び不等沈下防止をする。
発泡材の上に配筋を施し10cmのコンクリート打設。黒い重し袋を分散一定期間重さを加え軟弱地盤圧縮沈下させる。
沈下後に重し撤去、所定の高さに盛り土、何度も締め硬め最後はアスファルト舗装。
高速道路盛り土下地づくりで、所々高く山積み盛り土は土の重さにより地盤沈下させ、その山を移動させ年月かけ部分部分の地盤沈下安定させていると推測です。
一見二度手間に見えるが杭打ち出来ない道づくりならではの手法。振動や不等沈下対策は条件目的で異なり興味深く見ています。
平澤建築事務所
平澤 政利