BLOG

ブログ
2020.01.27
瑕疵担保保険構造検査

現場工事がそれぞれ進んでいる。
瑕疵担保保険において、基礎配筋検査に続き、構造検査が行われます。
検査対象では無いですが、住み心地へのこだわりとしての特許センターダクトの存在は常に目に付く。

検査員も涼温な家の検査立ち合いはお馴染みとなっている。
平澤建築事務所標準耐TIP構法は構造検査時点では内側からしか見え無い。
外張り断熱と気密施工を外側から施しているから。
内側からはガセットによる固定筋交い端部15mmクリアランスが目視出来ます。
木造在来工法筋交いの入れ方では考えられない納まりである。在来工法では筋違いを引っ張りと圧縮を兼ねて使う事考えられなかった。
外部ガセットに専用釘指定数を打ち、せん断力を確保、引っ張りと同時に粘りを出しながら強度と呼吸も促す。
合板は強度計算は有利な数値が得らるが面密着であり壁体内の通気が止まる。

耐震等級3でも建築基準法上細長比では隅柱を除き、心細い3寸5分角柱使用で可能。
全てを4寸角柱使用を義務づけのTIP構法は桁寸法も大きく、建築基準法規定を大きく安全側に超えています。
平澤建築事務所標準採用の耐震TIP構法は東京工芸大学上西名誉教授研究室で繰り返し立証されて来てる構法。
昨年12月の関西の職能大学にて実物大耐震試験が繰り返し行われ立ち合って来た。
そのデータ解析と申請手続きが現在進んおり、国土交通省への申請も近い。
2月に開催されます東京での理事会に於いてよい結果の進行説明の報告が期待でき楽しみにしてる。

平澤建築事務所
平澤 政利