10月下旬から行っていた体感ハウスのリフレッシュ工事です。
最近よく使うガルバリュウム横張りのコットンホワイト仕上げにした。
耐久性に優れている壁材である。
下部の塗壁部分は後日、グレー色のジョリパット仕上げにする予定です。
10年前に新築した体感ハウスは年月と共に味わいが出てきてる。
しかしここ横越でも北西の冬の風の通り道の一面が凍結による劣化が進んでしまった。
お客様には建築地の立地、環境、方位により思った以上の劣化が起きることを実例で見て貰う為にあえてそこを出していた。
南側だから風雪凍結が発生しにくいとは言い切れない
風の通り道も要注意です。
しかしながらは平澤の住宅は全て撥水性のある外断熱で包み込まれている住まいです。同時に気密性能が確保されているため建物壁内部に雨水は入ることは考えにくく、
言わば外壁が二重の家イメージです。
30年以上前の施工のサイデング壁が傷みが少ない。
それは凍結しにくい風の流れであったり、当然高い耐久性の品物であったりですが
社会問題になったアスベストがいっぱい混入されている外壁材でもある。
同じく屋根スレート系は色落ちは有るが痛みは少ない。
矛盾してる話ですが
人体に安全な壁材にはアスベストが混入してなく、劣化しやすい事でもある。
外壁の耐久性は
意匠、素材、質感、デザイン重量等も加味しながら絞り込みをしなければならない。
平澤の体感ハウスではあえて5種類の外壁を張りその経過を見て頂く様にして来ました。
その経過記録写真をしっかり撮り、リフレッシュしてます。
平澤建築事務所
平澤政利