先日、にいがた住宅センターが行う3時間のセミナーに出席した。
住宅センターは建築確認申請や検査業務を行っており、日頃お世話になっております。
このセミナーでは終始、命を脅かす暑さ、寒さの改善には、建築に携わる者として責任持って家づくりに取り組まなければならないと言い切る。
断熱気密、そして住み心地をお客様の選択肢にさせてはいけない。
つくる全ての家は暖かく爽やかな家であるべきだと。
日本の多くの人達は家づくりのスタート選択でつまづく。
見た目のデザイン、表向きの価格、断熱気密はオプションとの営業トークで方向を決めてしまいがちです。
結果、ローコストと言いながら悔いを引きずる苦しみの家を求めてしまう。
健康被害にも繋がりやすく、冬は寒く、夏は家の中で熱中症になりかねない程の暑苦しさ、それをなんとかしのぐため不経済な電気料を強いられてしまう。
しかし命にかかわる事。
多くの人たちに暖かく豊かな住環境の提供を、丁寧な施工であなた方が積極的に立ち向かう意識と努力で不健康な家を減らし、健全な新潟、日本の住まいの在り方に力を注ぐべきであると言われた。
熱い思いを共感しながら頷いていた。
平澤建築事務所
平澤 政利