それぞれの現場では地盤改良が済んでいる。
新潟の木造二階建て住宅の支持地盤層は地域により違いますが、6メートル程地下に存在している所が多い。
全棟地盤調査を行うのは当然ですが、その報告調査データーを加味しながら、杭長さや配置、基礎の設計含め、自社で構造計算を行い、安全確認の中、工事は進んでいる。
建築会社における設計施工の責任者は、資格を有する建築士です。
数多い経験と理論的、力学的そして反力構造計算を元に、合理的な基礎スパンを決め設計をします。
力分散の配筋図を指示、基礎図、杭位置含め建築士の責任において全ての決定がされる。多くの専門スタッフのサポートやアドバイスを受けながらです。
時おりモーメント、せん断力の基本的な事を理解されてない様な基礎を見かける事があります。
ご存じの様に住宅建築の多くは法四号建築物に属します。
よって構造計算は法的に義務付けされていません。
第三機関のそれぞれの検査は、申請図面通りに施工されているかを検査するもです。
安全設計は、あくまで資格ある建築士の責任における設計と施工管理に委ねられている。
平澤建築事務所
平澤 政利