防音室の工事を経験、積み重ねて来ましたが、
数値を持って理論的に60デシベル値の防音性能達成を目標とし、
使用材料性能の裏付けデーターを駆使して
東京の音専門設計者と契約を結んでの計画打ち合わせしてきた超本格的防音室工事が
今、進んでおります。
平澤は以前NHK新潟放送局のスタジオ4室の無音室工事を
約10ヶ月間に渡り施工した経験がありますが、
放送局防音室ではRC建築物の中に上下左右6面を吊り防振ゴム等にて縁を切り、
コンクリート建物に木造建築を自立させてスタジオ空間を造るものであった。
厳しい検査、測定を行いながらです。
その内容を上まる程の高度な施工工事であると言えます。
12帖大の防音室工事ではありますが、前段取りをキッチリ行ってのスタートであり
既存住宅改築の今、工事は約3週間の日程です。
計画検討には3ヶ月間を費やして来ました。
音の世界は奥が深いものと改めて認識する。
そんな専門工事が現在進んでおります。
平澤建築事務所
平澤 政利