瑕疵担保保険には第三機関の検査が必要となっています。
認定講習を受けて資格を取得しますと鉄筋検査は行えます。登録認定され、平澤建築事務所では、その鉄筋検査を自社で厳しく行っております。
耐震性能の為には基礎コンクリート、X方向、Y方向のスパンによる反力計算に基づいた鉄筋量、太さを数値化する。
基礎は設計者に委ねられ、配筋、スパン、反力、モーメント、バランスを含め力学に基ずき配筋図面は設計者の責任で書かれます。
それが申請図面となり、鉄筋検査はそれに照らし合わせ行うもの。
勿論建築基準法施工令に基づいた寸法でなければなりません。
鉄筋検査とは申請図面通り配筋されているかどうかを見る。
所定の被り厚や鉄筋の定着長さも確認される。
鉄筋検査でその建物の耐震性能を調べるものではなく、申請設計通りに配筋されているかを確認検査するもの。
よって設計者の力量、理論、理念が基礎鉄筋であり強度です。
私共では同時に配管スリーブと防蟻対策も自主的に検査し記録をする。検査項目には無いポーチ等の配筋の繋がりは指導してます。
大切なのは構造計算に基づいた耐震基礎である事だ。
平澤建築事務所
平澤 政利