春の訪れブログの小千谷の山の事を続けて書きます。
豪雪と知られる山古志同様に3メートル程の雪が積もり、冬は雪との闘いとなります。
この地域は、ご存じの様に錦鯉の生産地としても有名です。
妹家族が経営している、塩谷のおやじ養鯉場の越冬施設に寄ってみた。
全国的にそれなりに名前も知られている養鯉業者です。
越冬用池すの水はボイラーにて温められて一定の水温に保たれて、鯉は越冬しながらも成長しています。
施設建設や燃料費の負担は気掛かりに思う。
3メートルの豪雪の下に埋もれる広い野池から、晩秋には鯉上げをされ、池すと言う越冬施設に移されます。
昔は冷たい池すの水の中で鯉は動かず耐えながら春を待っていたものです。
随分進化して来てるが、同時に経費の掛かる錦鯉生産経営が余儀なくされます。
近年では外国への輸出がとても多くなっていて、
星野氏のところでも90%が海外への輸出との事です。
先日もイギリスロンドンへ向け出荷した。
この様に地味な努力と根気で越冬され、丁寧に育てられている。
平澤建築事務所
平澤 政利