海に近い西区の高台にて、建て替えでありますS様邸が26日に上棟しました。
この敷地はしっかりした支持層のある地盤です。
新潟市内では数少ない強い地盤と言える土地である。
その地盤に耐圧盤一体打設の外断熱の基礎を設けて、TlP構法で建築します。
研究熱心なS様は涼温な家を分析、納得され進んで来られました。
理論は重要です。
しかし、本当に心地いいかどうかは、感性での決断が一番であると平澤も思う。
空気感のいい温熱環境を持つ涼温な家は、気管支炎や花粉症の方、臭いに敏感な方や暑さ寒さに苦手な方には本当にお薦めの家と断言出来る。
土台敷きは先週末に行っており、26日の朝からは柱を建て始める。
夕方には無事、屋根の棟木まで上がった。
予め下拵えをして搬入されたTlP構法の斜め桧パネルは夕日に誇らしげに映えていた。
ご覧になられた奥様よりは感動の言葉を頂いた。
木の家を売りにしている建築の会社は多くありますが、これ程、国産桧に包まれた木造建築は限られていると、強さと共に自負してます。
適材適所のバランスの取れた力学的構造でなければならない。
構造体の呼吸も考慮した木の家です。
そんな期待にしっかり応える、力強く、美しい温かい家を完成させます。
平澤建築事務所
平澤 政利