BLOG

ブログ
2018.02.22
異例の寒波対策

2月に入ってほぼ毎日の様に最低気温がマイナスを示している。
しかもマイナス5度とかマイナス7度であり、時折マイナス12度もあった。
新潟市内でこれ程マイナス温度が続くのは経験が無い。

新潟で一般的住宅に取り付けているエアコンは極寒冷地仕様のマイナス15度とか、マイナス20度対応タイプではなく、外気が大幅に下がるに従い室外機の霜取り運転が繰り返しされ、
熱をそちらに奪われてしまう。よって肝心の暖房エアコンからは温風の出る時間が減ってしまう現象が起きる。
エアコンは正常運転をしていると言われても暖かく無いエアコンには不満を感じ、
事務所には電話が掛かって来ます。
又、室外機下に氷の塊が出来て成長すると回転しているファンにぶつかり異音を発生、運転停止となってしまいます。今回の寒波対策ではいろんな事を教訓としました。

そしてそんな中、涼温な家は24時間の全熱交換換気が可動し換気がしています。
又、ソーラーサーキットの家ではアルデ換気システムで常に換気されています。
家中の空気の半分が1時間で
入れ替わっている計画換気の気密住宅なのです。
冬こそ安心な空気と言えます。
寒い今回の新潟を限定して
申し上げたい。
燃焼時CO2や水蒸気や臭いをも出す石油ストーブを
あえて補助用として使用も有りと考えます。
換気計画のしっかりした家は
住む人を守っています。
気になる方は平澤の携帯迄電話下さい。
皆様方の家の室温は21度前後で過ごして頂きたく存じております。
全熱交換換気システムでは
その温度で熱交換すると外気0度位が17度迄に熱交換され上がって入って来ます。
快適な過ごし方がより効率のよい消費電力につながる、
理解し難い面も頭においてお過ごし願えればと思ってます。
平澤が全力でサポートをしております。

参考迄に
ある大病院のホールの2月20日の写真です。

ご覧の様に大型の石油ストーブが寒波対策で突然置かれてました。
当然換気計画がきちんとされている病院です。
エアコン熱量の限界を補っていると考えます。

平澤建築事務所
平澤政利