来週水曜日頃から再び寒波到来との予報が出ている。
改めて対応準備を確認しておきたい。
寒さ、雪対策として、いくつかを列記致します。
1)
降雪量が多かった屋根は雪溶けにより、雪庇が出てくる事があります。
そのままで寒くなると先端部分が凍りつき、つららと一体となり、かなりの重量になってしまう。
平澤建築事務所の家は、雪対策をかなり丁寧にしてある雪国の家ですが、温度が上がって雪溶けが進み、雪庇が跳ね出しているような場合は、水分を含みながら軒先に負担をかける事になります。
そして、凍結が緩んでくると雨樋を巻き込んだりして、一気に凍りの固まりが落下します。
人的事故にもなりますので、雪庇は安全を確認しながら処理をしてください。
雪庇落としにはくれぐれも注意が必要です。
2)
エアコン、エコキユートの室外機の周りは常に除雪を意識して行ってください。
雪で覆われてしまいますと、本来の機能が出せなくなってしまいます。
3)
給湯機などの外部配管には凍結防止のヒーターが付いておりますが、立水栓などの水道は外気が氷点下以下となると凍結してしまいます。
凍結していると、当然、水は出ません。
開けた蛇口は必ず締め戻しておくことを忘れないでください。
4)
今更ながらですが、ソーラーサーキットの家には床下換気用断熱ダンパーが基礎外周に付いておりますが、キッチリ締められロックされているかを今一度ご確認下さい。
僅かな隙間でも床下温度が下がり、エネルギー損失となります。
床下、小屋裏は室内同様の快適空間として出来ている家ですので。
とりあえず寒波対策アドバイスを書き込みました。
気になる事がございましたら事務所まで一報ください。
小千谷生まれ、小千谷育ちの平澤が対応致します。
平澤建築事務所
平澤 政利