11日より雪が降り、12日も降り続いている。
新潟市江南区の体感ハウスでもご覧の通り雪です。
下の二枚の写真は
近所の北方文化博物館の外周りと新潟駅南けやき通りです
この度の降雪は平野部では平年より多いと伝えられている。JR信越線では三条市の踏切で立ち往生となり
列車内に430人が一晩を超える閉じ込めが起きた。
又、国道8号線では12日未明迄渋滞が続き、
新潟市内全域で大渋滞であったと報道されている。
どか雪は交通網や日常生活を混乱させてしまう。
家づくりでは雪対策を考慮した工法を取り入れて造るのが一般的な雪国の家です。
多雪地域では屋根からの落雪、雪の置き場迄考慮します。
勿論、屋根の雪止め対策は重要である。
建築基準法でいう集団規定の外部対応は当然行います。
しかし、未だに住み心地のよさを家に強く求める迄には至っていません。
家族の居るところだけが暖かい暖房の考え方の家づくりが未だに多い。そしてそれが省エネと言っています。
ある意味ZEHに共通するのではと多いに寂しく、考えさせられます。
私どもが造っている家中温かい家とは
換気計画に伴った、高い断熱性、気密性のバランスと、
必要最小限の小屋裏エアコンにて計画的に省エネと住み心地のよさを同時に両立実現する家なのです。
新潟県の冬場の生活を大幅に活動的に、そして快適改善が可能な、涼温な家づくりをもっと知って貰いたい。更に広めたいと。
雪景色の中でつぶやいた。
平澤建築事務所
平澤政利