体感ハウスに宿泊や来場されるお客様は、寒い時期に
当然のごとき増えてきます。
家の本質を見極めるのに、体感する事は極めて重要です。
住まいとは住む器である事を再認識され、完成後の家での生活をイメージ、
その住まい方の認識に役立てて欲しいと思います。
家づくりでは当然のごとき、図面打ち合わせ、間取り、インテリア、
素材、色決め、デザイン、金額等などの方向へ真剣に進んで行きます。
自分達の家族の住む器を完成させる為にです。
住み心地をさておいて進んでしまいがちである。
家づくりの一歩として向かう住宅展示場での散策は、
夢の様な導きに引かれるはずです。
心地よい営業マンの説明にも傾きがちです。
又、男性はとかくシステム等の理論の分析に、目を向ける傾向があります。
女性の方々に高いと言われてます、感性による心地よさの判断が
後に悔いのない結果にたどり着く事が多いと感じてます。
本物は高いレベルの理論、ノウハウが秘められている事に
繋がっているものだからです。
私は空きのある日に時々、体感ハウスに宿泊します。
そして、省エネ運転と快適の両立を高められるかを追求している。
日々のデーターを長年蓄積しながら、
新潟の涼温な家の住み心地向上改善につなげています。
理論、データーを越えます、大切な住み心地の感じ方は
住んでこそ、細部が判るもの。
涼温な家での、上質なデリケートな空気感の確信追求です。
同時にこの快適を、このランニングコストで実現しているとデーターを取り、
アドバイスのうらずけが必要と考えてます。
松井修三会長がいつも話されております言葉に、
自分達がつくっている住み心地のいい家とは、実際に自分がそこに住んで数々の修正を加え、その完成度の確信を伝えるべきであると。
単なる見せる住宅展示場との大きな違いはそこに有ります。
平澤建築事務所
平澤政利