BLOG

ブログ
2017.08.01
夏、廊下、トイレ、洗面所が快適な事

ゼロエネ住宅と言われる家の計算基準は、人が継続している居間、部屋、キッチンを、夏暖かく冬涼しくすることにあります。
家の中の生活臭や空気淀み、湿度バランスには触れていないので除外です。
人が継続している場所ではないとされています、建築基準法で言う廊下やトイレ、洗面所、階段室、玄関クローゼット、納戸等は除外して計算される。
つまり、居間でくつろいでいてトイレに行くとします。
すると、廊下・トイレ・洗面所のムッとした不快が感じられる。
又、出かける際シューズクローゼットに入っても、同じようなムッとする不快と臭いが有りませんか。
ゼロエネルギー住宅と呼ばれる先進の家の住み心地を、頭ではなく体感すべきです。
住んでからストレスを感じる家と安らぐ家の差は、将来に渡り大きなものとなり、健康にも影響を及ぼしかねません。

夏の冷風を感じない心地よさ。
空気淀み、生活臭の無い快適。
エアコン吹き出し音の無いくつろげる居間。
何よりも廊下、トイレ、階段及び各部屋がカラッとしている爽やかさを、小屋裏にあるエアコンだけで確立する。
まさに、外断熱と気密と計画換気のセンターダクトがつくりあげる技。
家の周りの室外機の少なさも、省エネと快適のメッセージです。
床暖房を快適と売りにしている家の、夏の過ごし方にご注目ください。
住宅展示場の裏側が、全てを物語っています。
必ずご覧になるべきです。

夏の住み心地のよさは、気密と計画換気のバランスのとれた給排気にあります。
そこにある第一種全熱交換換気システムと一体になり、今まで体感したことの無い住み心地が実現しているのです。
夏、廊下、トイレ、洗面所が快適な家がよい。

     平澤建築事務所
       平澤政利