BLOG

ブログ
2017.06.08
構造検査

本日午前、住宅センターによる構造検査二棟の立ち合いです。
地域が違うため、検査官はそれぞれ別の担当者ではあるが、鉄筋検査の時と同じ人である。

図面と照合しながら構造検査は行われる。
いつも通り耐震壁筋交い、金物、ボルト等の確認である。
検査官は建築のエキスパートではあるが、あくまでも設計者の図面通り工事が行われているかの目視確認である。
4号建築物であっても、構造安全確認は計算によるものでなければ安全確認は出来ない。
自主検査の方がはるかに細かくチェック工事管理をしている。
よって構造検査、鉄筋検査には物足りなささえ感じます。

バランスの取れた強さの追求が設計者には求められる事。
今話題となっている直下率等も、バランスの取れた構造計画でありたい。
構造検査合格には無関係の部分をも含まれる構造計画も、家づくりを正した建築士の取り組むべき自己姿勢が大事だと思う。

    平澤建築事務所
      平澤政利