BLOG

ブログ
2017.04.27
鋼管杭工事

M様邸の地盤支持層は、10m下にあることが地盤調査で判明する。
自沈や不等沈下を防ぐ為、杭工事は不可欠です。
10mもの長さを柱状改良工事でとなると、座屈の心配が出てくる。

M様邸では5mの鋼管を搬入、施工しながら、現場での溶接にて10mの長さの杭として支持層に到達させ、建物を支える設計です。

地震対策に地盤対応の判断力と設計力は地震の度に騒がれているが、他力本願の建築も多いと言わざるを得ない。
適切な耐震設計は、無駄が無く理にかなっていなければならない。
強さは美しさでもある。
その美しいシルエットを持つ建築でありたい。

その強さと、センターダクト換気システムの優しさを秘めた涼温な家がこれからここに建ちます。

    平澤建築事務所
      平澤政利