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2017.04.11
続く涼温な家のご契約

4月2日に続き、本日はM様邸のご契約を頂いた。

新潟の春は、建築工事が最も集中して動き出す季節でもある。
杭工事業者や基礎工事業者には前もって、おおよその予定を伝えておく必要がある。
道筋を通し地盤調査した結果、杭工事の必要性が無いことをデータで確認出来れば、その予定をキャンセルする。
その方が、混んでいる時には業者も対応しやすいと言っている。

建築地に寄り事前に近隣データを調べ、予想範囲内で体制を整え段取っておけばドタバタしない。
4月の杭工事は1ヶ月半先まで予定が入っていると担当者は言う。
よって、契約してから地盤調査を行った際に軟弱地盤が判明、杭工事が必要となっても、依頼したら45日後である。
そんな待ちの空白が出ては、開店休業と同じです。

先を見越した手配準備は、工事管理の必然です。
タイムリーな流れをつくる事は、質の高い住み心地をつくる事につながる。
同時に業者も動き易くなる為、予知段取り通知は評価されます。

オーケストラで言えば、指揮者が曲のドラマをつくり上げるのと似ている。
それがリーダーである。
指揮者により音楽の質、完成度は大きく左右されます。
楽団メンバーそれぞれの演奏を、美しいハーモニーへと導くのもリーダーの仕事である。
契約の時その重さからの緊張感を感じます。
姿勢を正した中で、これからの涼温な家づくりが始まる。
     
    平澤建築事務所
       平澤政利