長岡市のT様邸が、昨日から建て始め上棟となる。
屋根には一層目の断熱が張られ、雨雪を寄せ付けないところまで来た。
TlPも美しい。

年末のブログにもありますように23日に地鎮祭を行い、建物回りの給排水埋設配管工事、地盤支持への柱状改良杭工事は、全て昨年末に完了している。

正月明けには水の含んだ泥土を搬出して、そこに水捌けの良い山砂を敷地全体に厚く広げる。
基礎部は砕石です。
これで現場は汚れにくくなります。

敷地内に計画している駐車スペースの泥土も漉き取り、砕石を厚く敷込んで、アプローチとカーポートの地盤下地を完成させます。
それは工事車両の敷地内駐車でもあり、効率よく無駄の無い仕事の流れを実行する事につながる。

雪の降る長岡市では、時期に合わせた段取りの予知準備を含め、工程管理を実行します。
それは全ての業者への動き易さをサポートする事でもあります。

段取りのいい職人、腕のいい職人の仕事は、見ていても決してバタバタした動きはしていません。
全体に目配りをしながら無駄なく動いています。
その動きは見ていても心地よく、美くしさえ感じます。
勿論、報告の連携は確立した現場進行です。

春には完成のT様邸。
近所で注目されながら温かい涼温な家の工事が進行する。

平澤建築事務所
　　平澤　政利