BLOG

ブログ
2016.11.02
I様邸地鎮祭

昨日は、I様邸の地鎮祭であった。
僅かながら雨模様でしたが風は無く、気持ち良くお清めをして頂きました。

大きな家を解体しての建て替え工事です。
スタート段階では、断熱リフォームをして暖かい家にする事も選択肢の1つでありました。
打ち合わせの中で要望検討をしていきますと、使い勝手の不便さがとり残され、費用に見合った価値にどう対応するかの問題が浮かび上がってくる。
時同じく、建て替えた場合ではどうかを検討されてこられました。

それは、I様のこれからのライフスタイルに合った家かどうかである。
そうした中で、平屋に一部小屋裏ロフトがあるプランが検討に上がった。

住み心地と資金の活かし方の考えで絞り込み、建て替えでの涼温な家となった。

これは重要な決断です。
それぞれの家にはそれぞれのカタチがあります。
その家とライフスタイルを熟知して、専門職として真のアドバイザーとなるべき事です。

他の例ですが、リフォームを決断されましたK様宅では、120年前の住まいの大幅断熱改修をして、家族の思いを継承しながら明るく暖かい家としました。
それと同時に、耐震改修工事を行います。

また、現況の建物の柱等を極力抜かないで、更に耐震補強をしながらライフスタイルにかなえる断熱改修工事も多く手掛けて来ました。

I様とは一年程前の内見会にて初めてお会いしました。
涼温な家の空気感と、寒い時期にも関わらず家中の温度差が無い心地良さに、高い評価を頂いておりました。
センターダクトによる給気と、汚れた空気を各部屋から直接排気する考え方の換気システムが、理に適っていると深く頷かれていました。
直感と理論の二面から決めた涼温な家といえます。

高断熱・高気密の家だからこそ、換気システムの次元の高さが必要であり、省エネ住宅の基本と言ってよいことです。

同時に、高性能の外断熱は、高い遮音性を伴う建物となっています。
音楽好きなI様には、暖かい涼温な家で思う存分オーディオを楽しんで頂ける家に仕上げます。
その様な家づくりに、これから全力で取り組んで参ります。

平澤建築事務所  平澤 政利