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2016.07.08
有意注意

稲盛塾長が再三おっしゃっていることばです。
この有意注意は、日常の中で習慣づけるべきであると。

塾長理念で明記されておりますが改めて書きます。

正しい判断が出来る人は、仕事がよくできる人だと言われます。
正しい判断をするには、ものごとの核心に触れるまでの、鋭い観察力がなければならい。
この鋭い観察を生むのは、精神の集中です。
しかし、急に精神を集中しようと思ってもなかなかできるものではありません。

実は、集中するということには習慣性があるのです。

些細なことでも注意を払って行う習慣がある人はどんな局面でも集中できるのですが、そういう習慣のない人は、
なかなか精神のフォーカスを絞れないのです。

忙しいときにこそ、些細なことにも気を込めて行うという習慣をつけるべきです。
興味がないものでも、努めて意識を向けるということをすべきですと言う。

これを有意注意というのです。
日常の有意注意が、いざというときの判断力を左右します。
毎日トレーニングされた注意力と洞察力を身につけ、研ぎ澄まされた精神をもって、正しい判断ができる人となる。

設計者や現場管理者そして、現場に携わっている全ての職人達にも不可欠である予知と行動迄に展開し、進歩的で、安全安心で、効率良く、高品質な、涼温な家をつくりあげて行きます。

住み心地のいい家は、つくりあげる時も有意注意で現場は綺麗でなければならない。

平澤 政利