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2016.04.20
土地の相談相手

過去のブログにも頻繁に書き、18日の佐藤のブログにもあった土地検討についての相談事について、また書きます。

新たに土地を購入しようとした時、一般的に以下の様な行動をとります。

・求めたい方面での売地の情報を調べ収集する。

・売地の値段と広さを検討する。

・その土地を購入した場合の通勤、通学、買い物、病院等への生活の利便性を検討に加える。

・前面道路の幅と交通量等も検討する。

その土地の隣地を含めた、周辺の環境も必ず考えなければなりません。
陽当たりがよいか、そうでは無いかも大事なポイントです。

支持地耐力が不足している土地では、地盤補強、杭工事が当然不可欠となります。
本来望ましいのは地耐力のある地域ですが、それが求めたい方面とほど遠い場所となると、検討外となることでしょう。

土地を求めることには、基礎構造や必要に応じた杭工事さえ連動しているのである。
また、南側からの気持ちいい陽射しを居間や食堂に採りこみたいものです。
しかしながら、土地によっては入りにくくなる場合もあります。
隣地とのレベル高低差も、条件に加わる事があります。

当然、生活の中に周囲の視線が入り込んで来ては、陽射しがあるからと言っても寛げるものでは無い。

この様に、上記の項目は家族主体条件であるが、土地のクセは建物と連帯で対応可能でもある。
逆にそれを取り込み解決したプランは、もっと楽しく一味違う家となる。

クセのある土地ほど、購入前にご相談出来る頼りになる建築士がいた方がいいと思います。

信頼できる、専門知識のあるパートナーとでは、意外な発見を共有することが出来るかもしれない。

そんな建築士でありたい。

平澤 政利