日曜日の体感勉強会にも多くのご家族の出席を頂いた。
新潟市外からのお客様ばかりで、時間をかけてお越し下さることにも本当に感謝の気持ちです。
皆様共通して、【「いい家」が欲しい。】等の4部作の本のいずれかを読まれた中で、平澤建築事務所を見つけて足を運んで下さった。
改めて、4部作の本の影響力の大きさ、そして本からの出逢いの多さを実感する。
出産を控えた若いご夫婦や、リフォームか新築かで悩まれているご家族など、お客様によって様々ではあるが、共通して冬の暖かさを求めていることがよく分かる。
「今の家が冬、本当に寒くて・・・」と嘆くように口にする方もいる。
新しい住まいは、絶対に冬暖かい家であって欲しいと強く願われているのだ。
そんな中で、「いい家」の本に出合い、読み進める中で、本当にこんな家があるのだろうかと、半信半疑な思いで参加してくださったと思う。
冬の寒さではないが、部屋ごとに温度差が無い事実や、外断熱とそうではない場所での空気の質の違いを、実際に体感されて感心の声を上げられる。
初めは「冬暖かく」ということに主眼が置かれていた方々も、断熱だけでなく、同時に気密や換気の考え方を説明していくと、なぜ暖かいのか、そして温度差も無く、臭いや空気淀みも無いのかということに自然と気付いていく。
本を読まれている方ばかりのためか、積極的な質問も飛び交う勉強会で、真剣な眼差しでメモを取りながら聞いてくださる姿には、説明する私も熱が入る。
一度の説明で全てを理解できる方はいないだろう。
何度でもお越し頂いて、体感して欲しい。特に、暑い時、寒い時にはオススメである。
そして、宿泊されると涼温な家の本質が、より見えてくると思っている。
いつでも、お待ちしております。
佐藤 吉行