BLOG

ブログ
2016.04.24
家は景色

私共はエクステリアのアドバイスからその工事までを行っている。

外構工事、つまりアプローチや植え込み、庭づくりや考え方で涼温な家の品格さえも上げたり、そうで無かったりもする。

また、その家が街並みの雰囲気に溶け込みながら、一棟、一棟が発信し地域を構成する。
よって、バランスの取れた美しい家やアプローチ、また樹木の植え込み等でも心地いい街並みに影響を与える。

だからこそ、設計者には知識と技術が必要であり、歴史の中での家づくりをしているという大きな認識を持たなければいけないと自覚しております。

京都の街並みを守る景観条例等は法的な保護法として機能している。

目先的、お客様受けデザインのみに振り回される事なく、しっかりした理念、理論を持ち本筋的な家づくりをして行きたいものです。

建築屋は地域、社会に重要な役割を担っている。
更には地域の活性化の原動力にもなり得る存在でもあるのだ。

歴史的見地からも考えて、家づくりを進めて行きたいものです。

美しい日本の景色の為にも、住み心地のいい家をつくりたい。

単にレースカーテン、ドレープカーテンだけでなく、シェード、プリーツカーテン、遮蔽ブラインド、ハニカムカーテン等々部屋の雰囲気、住まい方の目的により質感、色合い等が変わる。

予算も含め、バランスの取れたサポートが大事です。
勿論センスの高いアドバイスが必要だ。
その為に専門的学びは常に向上してなければお客様に対して失礼になる。

エクステリアも同じで、家とエクステリアは繋がっている。
更には街並みでもある。
よって広い範囲でのバランス感覚の取れた設計者であり、建築屋であり、自称庭師でなければならない。
その事が世の中の家づくりに役に立つのなら、こんなに素晴らしいことは無いと思っています。

自称オールラウンドタイプの平澤建築事務所です。

平澤 政利