(新潟での家づくり・ツブヤキシリーズ5回程を一日おきに、アップしていきます。)
第4回目です。
時々ブログでも書き込みをしていますが、土地の話です。
土地と建物は一体であると考えています。
よって、建築を行おうとする土地が持つ条件を、知り尽くさなければならない。
その特性は家づくりには大きな影響を与えるものです。
だから、プランづくりの際には、必ずその土地に行き、陽射しを始めとする隣地の条件などのロケーションを掴む為に時間を費やします。
更地の中でボーと30分も立って周りを見渡していれば、近所の人達から気持ち悪がられ不審者と思われてもやむを得ません。
当の本人である私は、イメージを膨らませ、ワクワクして頭の中で構想に集中しているのだから、どう見られているかの配慮が無い。
隣近所のお父さんから、何をしてるのだと叱られたこともある。
特に、朝日の入り方は大事にしているから、朝早く敷地の中央に立っている時間が長い。
プランづくりに敷地と会話する習慣がついている。
お客様によっては、土地を探して見つかった、気に入った土地を買おうと考えているので見て欲しいと言われ、土地情報を持って来られる方も珍しく無い。
一切の土地との利害関係が無いから、相談もしやすく、平澤の感じたままの感想が決断の参考にもなっているらしい。
長年、建築を大事にやっていると土地との会話が出来るようになって来るのは自分だけでは無いはずです。
さておき、いろんな形で人様の役に立てたら有り難いと思います。
平澤 政利