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2016.02.05
にぎわうスキー場

先週の新年会の帰り道、20分程で行けるニノックススキー場に寄ってみた。

新潟市から最も近いゲレンデで、雪は未だ少ないがそれなりの賑わいであり、子供達の元気な声が響いて楽しそうであった。

自分の小学校の頃を思い出す。

山村の学校では、冬の体育の授業はスキーである。
リフトは当然無い。
裏山の畑斜面までスキーを担いで歩いて行く。
滑り降りるのは一瞬だが、スキーを着けて横になり、カニ歩きで山の頂上まで登るのは一苦労であった。
しかし、それが当たり前だから気にはならない。

二十歳過ぎの頃には、仲間三人で5月の奥只見の新緑の山を三時間半掛けて登り、山頂のわずかな雪を求めスキーをしたこともある。
まだスキー場が無い頃の話です。
降りる時もスキーを担いで降りる訳で、疲れる事をよくしたものだ思う。

雪国育ちは雪には強いのです。

平澤 政利