繰り返し、中国の大気汚染の映像がテレビで放映されています。
正直、その放送を見る度にゾッとする。
汚染された空気の中で、マスクでの生活を強いられている。
ミクロの汚染物質を、常に吸い込んでしまうと言わざるを得ない。
健康被害は将来に渡り心配です。
そんな外から帰って来て、玄関を開けたら綺麗な空気に満ちている。
そんな家だったら・・・。
安心、安全に包まれている住まいは、どれほど価値があるかは容易に想像できます。
「いい家」をつくる会の会員であれば、思う事は同じでしょう。
涼温換気の家ならばと。
※写真は、いつも話している外気を綺麗にして室内に入れるためのフィルターです。
花粉やPM2.5さえも除去している。
キレイな新品フィルターが、僅か3ヶ月程度で大気の汚れを受け止め除去する事によって、真っ黒になってしまう。
つまり、風の流れる家等では、直接的に外の空気を窓から入れている。
よって、汚れたままの空気が家に入り込んでいる事は理解出来ると思います。
住んでいる家族が、その空気を吸い込んでいるのです。
写真のフィルターを通して汚染を除去し、綺麗な空気を家の中に導き込む。
それも1時間にその家の体積の2分の1が入れ替わります。
これが計画換気です。
つまり、1日で12回綺麗な空気へと丸ごと入れ替わるのです。
しかも熱交換された省エネとしてです。
第1種全熱交換換気システムでは、綺麗になった空気はセンターダクトを通して家中を快適にする。
あのニュースを見ている限りでは、「涼温な家」は、まさに革命的なオアシスと言われる住宅です。
大手ハウスメーカーは中国進出をしている。
しかしながら、我々がつくっているような、外の汚染空気を綺麗にしたうえで、冬場はマイルドな温かさに包まれ、夏は爽やかな涼しさの中で家族がくつろげる健康な家とは言い切れないだろう。
私どもは新潟での家づくりをしている。
社会貢献として、この涼温な家を建ててあげたいと思わずにいられない。
ついつい、出来ない歯がゆさを感じながらテレビを見ています。
日本には、【「いい家」が欲しい。】の本の精神を貫いた、「涼温な家」がある。
平澤 政利