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2015.11.20
盛和塾

久しぶりに盛和塾例会の学びを書きます。

本日は、あの日本航空の大西会長を新潟にお招きしての勉強会です。

経営破綻した日本航空の再生に、当時、稲盛和夫塾長が日本航空会長を断り切れない勇断として、三年間と期限を切り、その任務を無報酬にて引き受けられました事は記憶に新しいところでもあります。

それは想像を絶するものであったことは、私でも感じ取ることができる。

何故ならば44万人の株主の株式を紙切れにして、5,000億円の債権放棄が行われた上で、再生への道のりを進んだのですから。
更には、15,000人にものぼるリストラの血の出る決行。

大西会長の講演では、外科手術である経営構造改革と、内科手術の意識改革によって日本航空の再生が行われた。

全社員の意識改革、何よりもリーダー、幹部社員の経営意識欠落に対する意識改革が、いかに大切な事であったかを話されました。

稲盛塾長はただ一心、日本の経済に及ぼす悪影響を回避すべきことが頭の中によぎったと後で話される。
残った三万人を越える日本航空社員の為にも、利他の心で決断、行動されました。

79歳の塾長にとりまして、どれだけの重荷か想像を絶します。
稲盛和夫氏が心血注ぎ込み、まさに、僅か三年という奇跡としか言いようが無い時間にて再生を成し遂げた事は、皆様ご承知の通りです。

その凄まじい再生への道のりを、稲盛和夫会長と共に、そして破綻後、稲盛和夫会長より任命され、日本航空社長として大尽力をされてこられた方が大西現会長なのです。

世界大会では何度かお会いしていますが、このように新潟にお越し頂き、講演をお聞きする事はとても光栄な事であります。

今回は、県外塾生もその講演を聞こうと大変多く出席されて、いつもの例会の倍の出席であった。

更に、懇親会ではお酒を飲みながら話をさせて頂きました。
盛和塾ならではの素晴らしい時間です。

大西会長より、リーダーのあるべき姿をしっかり学ばせて頂きました。

感謝です!

平澤 政利